ドイツ・ブンデスリーガ

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「清武が掴みつつある新しい境地」ドイツ・ブンデスリーガ第11節 マインツ-ニュルンベルク

この試合後の清武の談話で、「もったいない試合」という感想があったが、前半序盤に食らった2失点が無ければ十分勝てた試合だったように思う。 と言うか、その2失点があまりにも酷すぎ。試合開始から、ロングボールを前線に蹴りこんで激しくセカンドボールを狙いに来たマインツに対して、1点めは左SBが競り合いで倒れ、DFの股間を抜かれたシュート、2点目はボランチ2枚がプレスに行った間を通されてのスルーパスと、お前 […]

「宇佐美は本当に成長していないのか」ドイツ・ブンデスリーガ第10節 ホッフェンハイム-シャルケ

昨日から風邪を引いてしまい、どうも体調が思わしくないので試合全体をパースする事はやめて、ちょうどオマーン戦の代表に選ばれたものの、その成長度に対してザックからのダメ出しを食らってしまった宇佐美を中心に見てみることにした。 じゃあ実際に全く成長はしていないかと言うと、間違いなく守備面では成長していると言える。サイドプレイヤーとして、相手が前に進んできたらきっちりマークして下がり、スライディングも機会 […]

「しょっぱい試合を何とかもぎ取る」ドイツ・ブンデスリーガ第10節 ニュルンベルク-ヴォルフスブルク

マガト監督解任以来、2連勝で調子に乗っているヴォルフスブルクをホームで破ったといえば、それなりに良い内容の試合だったのかなと見てみれば、相変わらずしょっぱい内容でそれ以上にヴォルフスブルクがダメダメな試合でしたとさ・・・ とは言え、ここ最近は酷いと言うしかないチーム状態に沈んでいたニュルンベルクにとっては、勝ち点3という最上の薬と共に、いくつか今後の方向性を占うポイントがあったのは事実である。 ま […]

「ここから乾の正念場」ドイツ・ブンデスリーガ第9節 シュツットガルト-フランクフルト

日本人選手では、フランクフルトの乾とシュツットガルトの酒井の2名が先発に名を連ねた対戦だったが、チームの勝敗も彼らの出来も対照的な結果になった試合だった。 リーグ開幕以来、どんどんと選手が前に出て来る超攻撃的な姿勢で結果を出して来たフランクフルトだったが、この試合ではアウェイということもあってかシュツットガルトの勢いに序盤から押され、前半は本来のサッカーを全くさせてもらえなかった。 特に乾のプレイ […]

「清武以外は視野角ゼロ」ドイツ・ブンデスリーガ第9節 シャルケ-ニュルンベルク

欧州のトップリーグで、今現在試合を見ていて最もつらいチームがニュルンベルクである事は多分間違いないだろうね。 何しろ、清武以外の選手の視野角がほぼゼロで、ボールをせっかく奪ってもフリーで1m前にいる選手にすら満足にパスがつながらない。そして、たまに良い位置でボールを持てても、10番のゲプハルトを筆頭に無理なドリブルで取られるか、力任せにクロスやシュートをあさっての方向に打ち上げるだけで、ゴール前で […]

「チームは快勝、乾はやや空回り」ドイツ・ブンデスリーガ第8節 フランクフルト-ハノーファー

前節はボルシアMGに敗れて快進撃が一旦止まったフランクフルトだったが、ホームでハノーファーを迎えたこの試合では3-1と快勝、しっかりと2位の座をキープした。 とにかくフランクフルトの強さの秘訣は、攻撃時の思い切りの良さ。前半5分の先制点を見ても、乾がボールをキープするとすぐさまSBがオーバーラップを仕掛け、最後はクロスに対してゴール前で4人が待ち構えて難なく頭で押し込み、18分の2点目などは、また […]

「ルールダービーをアウェイで勝利!」ドイツ・ブンデスリーガ第8節 ドルトムント-シャルケ

昨日はとあるイベントがあって疲労困憊状態なので軽く。 ドルトムントのホームであるスタジオ・ジグナル・イドゥナ・パルクで勝利という、シャルケサポーターにとっては堪えられない結果になったわけだが、シャルケが良かったと言うよりはドルトムントの出来に大きく助けられた勝利だった事は確かだろう。 ゲッツェ、ギュンドアン、クバ、シュメルツァーといった主力が軒並み欠場したドルトムントは、SB不足を3バックという奇 […]

「宇佐美とリベリの小さくて大きな差」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 バイエルン・ミュンヘン-ホッフェンハイム

宇佐美にとっては、試合でほとんど起用してもらえずに放出されたバイエルンに対するリベンジの機会となった試合だったが、現実とは過酷なもので、2-0という点差以上に力の差を見せつけられる試合になってしまった。 ホッフェンハイムは、バイエルンに対して出来るだけ高い位置からプレスをかけようという姿勢を見せはしたものの、その時間はほとんど続かず、バイエルンの圧倒的なポゼッションに対してDFラインは低い位置に押 […]

「これからが乾もチームも正念場」ドイツ・ブンデスリーガ第6節 フランクフルト-フライブルク

ここまでリーグ5戦で負け無しと絶好調のフランクフルトは、ホームでのフライブルク戦でも勝利を挙げ、首位バイエルンとはわずか2差の2位をガッチリとキープした。 が、試合内容・展開ともにフランクフルトにとっては非常に苦しいものだった。 アウェイのフライブルクはフランクフルトの攻撃を非常に良く研究しており、足元で受けることが乾については相対するSBをメインに、誰かが必ず縦パスに対してマークを定め、フランク […]

「宇佐美の4人抜きゴール!はいいけれど」ドイツ・ブンデスリーガ第5節 シュツットガルト-ホッフェンハイ

前半の4分に飛び出た、宇佐美が相手4人を次々とドリブルで交わして最後はGKの足元を抜くゴールで話題を集めた試合だったが、その嬉しい出来事よりも、岡崎と酒井が所属するシュツットガルトの調子の悪さが心配になってしまう試合だった。 昨シーズン好調時のシュツットガルトは、1トップのイビシェヴィッチでまず基点を作り、そこからトップ下のハイナルが素早くサイドに展開、それを岡崎やハルニク、モリナーロや酒井といっ […]

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