その他戦評

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ユーロ2004予選 イタリア-フィンランド(2-0)

かなり熱狂的なパレルモの満員の観衆の中で行われた試合。フィンランドは開始からアウェーにもかからわず積極的にラインを押し上げて攻めに出る。 その最初の波をやりすごしてすぐにイタリアの速い攻撃が爆発する。5分にブッフォンのフィードからビエリのポストを拾ったトッティが見事なドリブルで相手守備を切り裂き、デルベッキオとのワンツーから短いクロス、それを余裕でビエリが押し込んで先制。 それからは、前線にデルベ […]

ユーロ2004予選 オランダ-チェコ(1-1)

フェイエノールトのホームスタジアムであるデカイプで行われた、W杯で見たかった筆頭同士の国の試合。当然今日は紅白ではなくてオレンジに染まっている。 ホームのオランダが最初から攻めまくるかと思われたのだが、チェコの戻りが速い上にFWに対するマークがきつく、セードルフ、ダービッツ、ファンボメルとファイターを並べた中盤からなかなかボールが出てこない。それに対して、チェコの攻撃はコラーのポストプレイを中心と […]

FAカップ5回戦再試合 バーンリー-フルハム(3-0)

試合開始時のフルハムの布陣はなぜかマルブランクが右ボランチの稲本トップ下。どうしてティガナはこの前うまく行った稲本ボランチのスクエア4バックにしないのか不可解。 試合は、バーンリーがいかにもイングランドフットボールらしい1対1の激しさとスピードと運動量で攻め続ける展開。フルハムはマルブランクがほとんどボールに触れないのを始め、全体的に非常に動きが悪い。その割には中途半端に攻めに行ってしまってロング […]

高校選手権 決勝 市立船橋-国見(1-0)

戦前の予想をくつがえし、市船が見事に優勝!おめでとう! 市船は意外にも守備的な方法で対策を立ててきた。つまり、あまりラインを上げずに平山をきっちりマークし、サイドは上がらずに松橋にスペースを使わせない。DFに非常な対人能力と集中力を要求される方法だが、最後まで集中を切らさずにやりきったのは見事だった。中5日の調整もうまくいったのか、運動量も国見に負けなかった。レッジーナも少しは見習え(笑)。 逆に […]

高校選手権 準決勝 国見-桐蔭学園(2-1)

帝京との試合で気が抜けたのか、前半の国見の動きはかなり悪かった。その間に桐蔭としては点を取れば勝てるチャンスはあったのかもしれないが、逆に平山の高さにやられてしまった。桐蔭のDFもあれだけナイーブな守り方をしていたのでは勝てないのも当たり前だ。 ハーフタイムでこってり絞られたのか、後半の国見は帝京戦のようなプレスや運動量がよみがえり、これは何点入るかと思ったら数え切れないぐらいの決定的チャンスをこ […]

高校選手権 準決勝 市立船橋-滝川第二(2-0)

市船は、組織的なプレスと早いパス回し、シュートよりもパスを選ぶFWと決定力の無さと、全く日本代表の縮図のようなチーム(笑)。滝二は最初こそプレスの前にオタオタしていたが、徐々に良さである一人一人の粘り強さとキープ力で押し返していった好ゲームだった。 相対的にチャンスが少ない滝二は、決定機を確実にモノに出来なかった事が悔やまれる。今日は樋口も不用意なキープやヒールパスなどなめたプレイが多くてリズムを […]

高校選手権 滝川第二-東福岡(3-2)

東福岡はタッチ数の少ない正確なインサイドキックでワイドにパスを回す、正に私が希望していたオランダサッカーだった。期待通り前半の攻撃は美しいものを見せていたが、ミスと不運で勝ち越されると、とたんに無理なスルーパスが増えて逆襲をくらい、そのまま最後までリズムを取り戻す事が出来なかったのは残念だった。 オランダサッカーはワイドなだけに、守備では1対1の強さが要求されるのだが、皆あまりにもボディコンタクト […]

フルハム@UEFAカップ

フルハムはチャンスは多かったが運も味方せずあえなく敗退。ここもやっぱりFWの決定力だな~。マルブランクもよく動くけどシュート入らないし。今だとちょっと足技のある中田という感じ。ジダンの後継者と呼ばれてるらしいが、このままでは厳しいんでないかい? 稲本については、左サイドからの良い飛び出しが1つあったんだが、やはり全体的には消極的な働きに終始。最初のシュートが枠を大きく外れたせいか、途中でフリーで前 […]

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