コラム・書評

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サッカー批評

スポーツナビのWEBサッカー批評の最新版が出ている。今回の後藤&西部ジーコ論や「例の対談(笑)」に関して、裏話がいろいろ聞けて大変面白い。やっぱりマスコミとはこうあるべきだね。 雑誌の方を読んでいてもいなくてもぜひ。

個と戦術

さてサッカー批評の西部&後藤記事であるが、論旨としては、トルシエのような「己の戦術を叩き込んで世界で戦えるように鍛える」方法から「コモンセンスのある成熟した選手を選んで適切に配置する」というセレクタタイプであるジーコでうまく行くのかどうかと言う事で共通しているように見える。 しかしスタンスとしては、後藤氏はジャマイカ戦などを見て選手がまだそこまでの能力が無いのではと危惧し、コンフェデまでにどう戦術 […]

Derby Giapponese

注目の日本人ダービーだったが、結果だけ見ると大方の予想通りパルマの完勝。だが、前半はレッジーナが非常に良くてパルマは苦しめられた。あれだけ前線が活発に動いて守備でも誰も自由にしないマークをやってると、どこもそう簡単には得点できない。中村もマークが緩かったので生き生きしていた。ただ、W杯の韓国以外は(笑)どんなチームでもあのペースを維持できないのも確かで、後半に中村を封じてうまくペースを自分の方に持 […]

雑誌ヲッチ

今日はサカマガ・サカダイ、そしてサッカー批評が発売されていた。 サカマガ対サカダイは、日本人ダービーが両方目玉なんだろうけどまあどうでも良い記事で、Jアウォード特集が充実していた分、サカマガの勝ち。 しかしサッカー批評、「伝説のカネコを求めて」ってオイ(笑)。一瞬本を破りたくなる衝動にかられたぞ。わざわざカタカナにしているところが確信犯だと思うが、どうか。 何と言っても今回は湯浅×永井対談が必見。 […]

コネの力学

中村の出来についてはカフェのミツオミーノさんとフリータイプ氏の分析が秀逸だが、おそらく前半と後半とで全く印象が違ったせいがあるからだろうと思うが、その実効性についての見解が分かれているのが面白い。では何故前半の中村は怖かったのだろうか。それは、中村のコネが常に前向きのベクトルを持っていたせいだと思っている。 ここでは一貫して、現代サッカーではゴール前にいかに数的優位の状況もしくはフリーの人間を作る […]

雨には勝てぬ

縮刷版第二弾をアップ。めんどくさい・・・ 長居第二の天皇杯観戦は雨で断念。すいません、ヘタレで。TVで見たらそれでも結構客が入っている。佐川の人が多いみたいだけど、ホーム最終戦のポンチョを流用したとおぼしきセレサポも多数。 試合は相変わらず良くも悪くもセレッソらしい試合。本当にこの間延び組織を何とかしないと、来年またJ2だぞ。と西村に言っても無駄なことか。さすがに佐川大阪もJFL中位とあってしっか […]

日本ダービー

さて予想通り、マスコミでは中田と中村の対決がやたらめったらクローズアップされているが、個人的には全くフーンという感じである。もちろん両選手とも応援はしているのだが、レッジーナはA残留、パルマはCL出場権獲得という目標が第一であって、単にその一過程に過ぎないと思うのだが、世間はどうしても対決が見たいらしい。まあ見ないといけない試合が1つ減るので健康にはいいけど。 Variety Footballとい […]

雑誌ヲッチその1

ちょっと発売されて遅いけど、Football Nipponという雑誌を読んだ。この本についてはもう話題になって久しいのであんまり詳しくは感想を書かないけど、やっぱり世間のコンセンサスとしては、「トルシエに逆らってフラット3を自主的に捨てた宮本のおかげで決勝トーナメントに進出できた」のと、「トルコ戦で何も手を打てなかったトルシエが一番の戦犯」になっているんだろうか。それも昔はサッカー記事に定評のあっ […]

FW私見

高原がハンブルガーSVの練習に試験参加すると言うニュースがちまたを賑わしている。どっちにしても、もはやJに留まるべき選手ではないので移籍話は大歓迎なのだが、果たしてブンデスリーガでいいのかどうか。 今まで日本代表候補発表の時に、やれ吉原を入れろとか山下を入れろ、鈴木や柳沢は点取ってないからダメと言われつつ、結局は柳沢と鈴木は選ばれ続けてきた事に不満を覚えていた人は多いだろう。私は、それはFWに「し […]

ベスト16の責任

スカパーはFootとかfor footballとか伝説のWCJなど、良い番組がたくさんあって、試合の無い日でもフォローするのが結構大変だったりするのだが、たまにはどうしようもない番組もあったりする。 その代表格が「ラモテリ2トップ」だが、「サッカーここだけの話」もそれに近いものがあった。内容自体はジュビロの完全優勝や、J1残留争い、アルゼンチン戦などについて清水圭の司会で木村和司、松木、風間、永島 […]

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