ベルギー・ジュピラー・プロリーグ

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「久保のトップ下は、右サイドよりは可能性を感じるのだが・・・」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第15節 ロケレン-ヘント

10月頭にファンハーゼブルック監督を解任し、ファンデルハーゲ監督が就任したヘントは、代表ウィークが開けた15節のロケレン戦でも3-0と快勝、ここ6試合で4勝目と完全な上昇気流に乗りつつある。 第12節のオイペン戦を見た時は4-1-4-1のインサイドハーフで起用されていた久保だが、このロケレン戦では4-2-3-1のトップ下として起用され、より攻撃的なポジションで得点に絡む事が期待されたが、試合が始ま […]

「森岡にブラジル戦のリベンジを期待するのは、まだ少々酷なのかも」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第14節 ワースラント・ベフェレン-ムスクロン

3年前に、アギーレ監督によっていきなりブラジル戦の先発に抜擢され、文字通り何も出来ずに惨敗し、その後はすっかり代表から呼ばれる事が無くなってしまった森岡。しかしポーランド、ベルギーと海外移籍で結果を出し、奇しくも再びブラジルと対戦する欧州遠征で久々の代表メンバーへの復帰。 個人的には、ハリルホジッチのサッカーで古典的10番タイプである森岡が居場所を確保するのは難しいと思っていて、それなのに招集した […]

「こうして日本人のポジションはどんどん後ろへと下がって行く」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ 第12節 ヘント-オイペン

ここまで2勝4分5敗、11試合で12得点と久保を含めて攻撃陣が不調のヘントは、このオイペン戦では4-1-4-1のフォーメーションに変更、久保を右インサイドハーフのポジションで起用した。 今までのヘントは、前線と中盤がの間が空いて攻撃陣が孤立気味で、アフリカ系選手に比べると個人打開力が弱い久保だとゴール前でなかなかボールに絡めなかったが、4-1-4-1は2列目が4人なので互いの距離が近くてフォローが […]

「相手の股を抜いて2ゴール、まさに”股抜き王子”としてベルギーに旋風を巻き起こす森岡」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ 第6節  ワースラント・ベヴェレン-KASオイペン

今節は最終予選の試合明けという事で、コンディションが整っていない代表海外組は軒並みサブなどの扱いになっていたので、消去法で森岡が2ゴール1アシストと相変わらず絶好調なべヴェレンとオイペンの試合を観戦。 べヴェレンはいつものように森岡がトップ下に入った4-2-3-1だが、この試合はアンデルレヒトから移籍したスウェーデン代表のテリンが1トップに入った。そして現在勝ち点3とブービーに沈んでいるオイペンは […]

「あの”天才パサー”を思い出させる、森岡の王様プレイぶり」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ第4節 ワースラント・ベヴェレン-ロケレン

ポーランドからベルギー1部リーグのワースラント・ベヴェレンに、クラブ史上最高額の移籍金で迎えられ、シーズンが始まったら4試合で2得点4アシストとベルギーで旋風を巻き起こしている森岡亮太。第4節のロケレン戦がDAZNで放送されていたので、彼のプレイに焦点を当ててレポート。 ベヴェレンのフォーメーションは4-2-3-1で森岡のポジションはトップ下なのだが、久保のヘントも同様、ベルギーリーグの例に漏れず […]

2016-2017シーズン海外組通信簿(オランダ、ベルギー、オーストリア、フランス編)

欧州の主要リーグがほぼ終了に近づいて来たので、忘れないうちに恒例の海外組通信簿をスタートします。まずはオランダ、ベルギー、オーストリア、フランス編。 オランダ・エールディビジ 小林祐希 6 初めてハリルジャパンに呼ばれた時には、ポジション無視の勝手プレイで、これじゃゾーン・ディフェンスの習得が必須の欧州に移籍しても相当苦労するんじゃないかと思ったら、インサイドハーフやアンカーであっさり適応、第6節 […]

「今期24ゴール目を上げた久保に、また新たな壁が立ちはだかる」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ優勝プレーオフ ゲント-ズルテ・ワレヘム

ここ3試合勝ち星に恵まれず、残念ながら優勝の目は無くなってしまったゲントは、残り2試合となったズルテ・ワレヘムとの試合ではそれまでの得点力不足を覆す5-2の大勝を飾り、最低限の目標だったヨーロッパリーグのストレートインを確定させた。 この試合で久保は1G2Aとまたもや大活躍を見せたのだが、それは後半だけの話で前半の久保はむしろチームの足を引っ張る存在だった。とは言え、それは久保の出来が悪いというよ […]

「せっかくのドッピエッタの絶好機を失敗するとは、久保もやっぱり人間だった」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ 優勝プレーオフ第5節 ズルテ・ワレヘム-ゲント

前節は優勝プレーオフで最下位のオーステンデを相手に、久保のゴールでかろうじて引き分けるという失態をホームで演じてしまったゲントだったが、今節はアウェイでズルテ・ワレヘムに対して久保の先制点を含む2-0で勝利、何とか挽回に成功した。 ゲントのフォーメーションはまたも3-4-3で、ズルテ・ワレヘムは4-4-2。ゲントとしては両WBへ大きく展開、ズルテ・ワレヘムが作る4-4ゾーンの外側のスペースを使って […]

「厳しい環境を与えられても、最低限の結果を出してしまう職人・久保」ジュピラー・プロリーグ優勝プレーオフ第4節 ゲント-オーステンデ

昨日は夜10時半からブンデスリーガの生放送がいくつかあったけど、ちょっとそれまでに酒が入っていて2時間も試合を見られる自信が無かったので、先にベルギーリーグの試合を見ることにした。 ここまで優勝プレーオフ最下位のオーステンデとのホーム戦だけに、きっちり勝っておきたいゲントだったが、久保の移籍後7得点目となる2試合連続ゴールで追いつきはしたものの、1-1と非常に痛いドローで終わってしまった。 前の試 […]

「久保に感じる、”謙虚なストライカー”というサムライ的な精神性」ベルギー・ジュピラー・プロリーグ優勝プレーオフ第3節 シャルルロワ-ゲント

久保がベルギーリーグで6点目となる決勝ゴールを決めて大きな話題になった試合だが、90分を通して見ると久保は全体的にボールタッチが少なく、ゴールの後でも決定的なシュートシーンでふかしているし、決定機の数だけで言えばシャルルロワと同じような感じで、決して良い内容の試合ではなかった。 それよりも面白かったのは、試合序盤の両チームによる戦術ジャンケンで、おそらくゲントは3-4-3のフォーメーションでスター […]

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