旧閑ガゼッタ

「純粋な1対1なら勝てなくても、フォローがあれば長谷部もマリオ・ゴメスを簡単に抑えられる」ドイツ・ブンデスリーガ第10節 シュツットガルト-フランクフルト

ここのところバルカン攻撃陣が絶好調で、公式戦6試合で5勝1分の負け無しと快進撃を続けるフランクフルト。この試合も、マリオ・ゴメスやバトシュトゥバーなど代表クラスのベテランを揃えるシュツットガルトをアウェーで一蹴した。

フランクフルトは3-4-1-2で、ハラーとヨヴィッチの2トップにトップ下がレヴィッチだが、前の3人は流動的。対するシュツットガルトは3-1-4-2の形で中盤がマッチアップする形。

フランクフルトはいきなり前半4分に、ロングボールにレビッチが競り勝ち、頭で落としたボールをヨヴィッチがラストパス、ボールは相手の体に当たったがレビッチが体を使ったターンで押し込むがVARでオフサイドの判定。逆にシュツットガルトは直後に右サイドからのクロスに長谷部が付ききれず、マリオ・ゴメスにフリーでヘディングされるも枠外で命拾い。

しかし前半11分、ダ・コスタが中盤で競り合ったボールをレビッチが拾い、ラストパスをヨヴィッチがシュート、ボールはシュツットガルトGKツィーラーがセーブするも、ファーで詰めていたハラーが押し込み今度こそフランクフルトが先制点。

さらに前半32分、フランクフルトはカウンターから最後はハラーが合わせたシュートはツィーラーがなんとか防ぐも、サイドに流れたヨヴィッチからのクロスをニアで飛び込んだレヴィッチが決めてフランクフルトが2点目。

その後は2点のビハインドを負ったシュツットガルトが前がかりになっているのを、5-2の壁を作って守りながら、ハラー、レヴィッチ、ヨヴィッチの3人がカウンターから面白いようにシュートを打つのを眺める楽なお仕事のシュツットガルト守備陣。後半23分にはシュツットガルトがゴールを揺らすも長谷部が冷静にオフサイドを見極めてノーゴール。

後半44分、セカンドボールを拾ったフランクフルトは、PA前でボールをキープしてから左サイドのヴィレムスへ展開すると、折返しに飛び込んだ途中出場のニコライ・ミュラーが頭で決めてダメ押しの3点目。そしてロスタイムを取らずに試合終了。

長谷部は、序盤こそマリオ・ゴメスの高さに1対1で苦労する場面を見せてしまったが、味方が早々に点を取ってくれたので、その後は人数をしっかりかけて守備を固められたので随分楽になった。あとはカウンターで前の3人に長めのボールを放り込んでおけば勝手に点を取ってくれるので、攻撃でもあまり目立たず。

まあ、今回は攻撃陣サマサマというしか無い試合だったのは確かだけど、レビッチ、ヨヴィッチ、ハラーの3人は年齢的にも十分若く、ビッグクラブにとっては格好のターゲットになりそうなのが、欧州を狙うフランクフルトにとっては懸念点ではあるよね。