旧閑ガゼッタ

「名人・長谷部のラインコントロールに対して、アジリティの高さで駆け引きを繰り広げた久保」ドイツ・ブンデスリーガ第9節 マクデブルク-ハンブルガーSV

今日の早朝にフランクフルトの試合があったけど、久保が先発したニュルンベルクとの試合を見ていなかったので、昨晩はそれをおさらい。今更なタイミングなので細かい試合展開については省略。

ニュルンベルクのフォーメーションは4-4-2で、久保はクネルと並んで2トップの一角で先発、フランクフルトはいつもの3-1-4-2で長谷部はリベロ、今回の2トップはレビッチとヨビッチのコンビ。

試合は、全体的にフランクフルトがボールを支配する流れだったが、ここ4試合で失点16と守備が崩壊していたニュルンベルクも、この試合では2列目の両SHがしっかり守備に戻り、レビッチが左に流れてコスティッチと絡むフランクフルトの強力なサイド攻撃を良く封じ込めていた。

後半途中まで両チームとも完全な決定機が少ない締まった展開が続いていたが、後半24分に久保のスルーパスからミシジャンがクロス、ズレリャクが頭で押し込みニュルンベルクが先制するが、後半ロスタイムにセカンドボールを拾ってからのクロスに交代出場のハラーが体で押し込みフランクフルトが同点、ニュルンベルクにとってはもったいないドローに終わってしまった。

久保については、前半4分に久保がセカンドボールを拾ってキープ、ヒールパスから味方のシュートにつなげた以降はニュルンベルクの2トップが孤立気味で、たまにミシジャンが絡むぐらいで多勢に無勢の様相を呈していたが、後半の終わり頃にスペースが生まれだすと、23分にスルーパスを長谷部がカットしたボールをダイレクトシュート、その直後にもミシジャンのパスから相手の足に当たったシュートと、立て続けにチャンスを作ったが無得点で43分に交代。

ロングボールに体をぶつけ合ってキープするのは難しいが、長谷部とライン上の駆け引きをして1度完全に抜け出したシーンはあったし、スッとマークを外してから中盤にボールを落とすポストプレイは正確なので、久保と短い距離感でプレーする選手が増えると、もっと久保もチームも活きてくるのではないかと思う。一度、ミシジャンが久保の真似(?)をしてヒールパスを自分の足に当ててしまったのは笑ってしまったが(笑)。

長谷部はサイドが封じられていた分、いつもより縦パスを出す場面が多く、ミスが少なくしっかり通っていていつも通りの安定感。クラブと即席メンバーの代表を比べるのもアレだけど、U-19のDFもこれぐらい自信を持ってパスを出せるようにならないとなと思ってしまった。