旧閑ガゼッタ

「序盤に大迫が3つのチャンスを作るなど、勝てそうだった試合に大きな落とし穴」ドイツ・ブンデスリーガ第6節 シュツットガルト-ブレーメン

リーグ戦5試合を経過して現在3位とスタートダッシュを決めたブレーメンと、17位と完全に出遅れてしまったシュツットガルトとの対戦。ブレーメンはシャヒンがアンカーに入り、大迫とクルーゼが2トップになった3-1-4-2、シュツットガルトは4-4-2のフォーメーションでスタート。

前半2分にいきなりシャヒンのFKから大迫がそらせるヘディングもファーに外れる。5分にも左サイドをゲブラシラシエがライン際からクロス、大迫が合わせるもやはりファーに流れる。10分にもクロスに大迫が足を出すが、シュートはGKにセーブされる。

ようやくその後からシュツットガルトが落ち着き、ブレーメンの3バックの横にできるスペースを使ってペースを握り返す。そして19分に、ブレーメンゴール前でのパスミスからカウンター、これをベリコビッチがクリアしようとするも交わされ、誰も居ないゴールに決められシュツットガルトが先制点を決める。

ブレーメンは23分にゴール前での混戦からゲブレシラシエがフリーになるもシュートはGKと交錯して枠を外れる。その後も大迫の安定したポストプレイを軸にブレーメンがボールを支配するが、またもベリコビッチが1対1であっさり交わされた後に後ろから引っ張ってしまい、早くも2枚目のイエローで退場してしまう。

これでブレーメンは1トップがクルーゼ、大迫が右SHに移った4-4-1にシフトし、後半からは守備時は同じ形でも攻撃時はクルーゼとの2トップになった4-3-2のフォーメーションでスタート、いきなり大迫が頭で流したボールをクルーゼがシュートもGKの正面で弾かれる。

後半13分、カウンターの場面で左サイドを駆け上がるクルーゼからのアーリークロスを大迫が足先でトラップ、反転からオーバーラップしたエッゲシュタインに絶妙なスルーパスを出すも、エッゲシュタインのシュートはゴールポストに当たって同点にはならず。

後半17分ごろからシュツットガルトに試合のペースが移ったが、23分にまさかの形で同点ゴールが生まれる。シュツットガルト左SBソサが後ろにスローインを入れると、ドイツ代表GKツィーラーが完全に目を離しており、気づいて足を出した時にはボールがゴールへコロコロ、前代未聞のオウンゴールが決まってしまう。

ピサーロとハルニクを入れたブレーメンは、シャヒンをCBに下げて大迫を右ウイングにした3-3-3のような形にまた変更、27分に左サイドからのパスを受けたピサーロがシュートもまたゴールポスト。逆にシュツットガルトは、後半30分にシャヒンのクリアミスを拾って最後はカストロが突き刺し再び試合をリードする。

ブレーメンは後半35分に大迫を下げてカインツを入れるが戦況は変えられない。後半38分にはシュツットガルトに正面でGKと1対1になる超決定機を与えてしまうがゴンザレスがミスしてくれる。その後もシュツットガルトには何度も決定機を作られたが結局スコアは動かず2-1で試合終了。

大迫が序盤にあった3つのチャンスを決めていればと言う試合ではあるが、本質的には3バックにした事で、スピードが無いベリコビッチにマンマーカーの役割を与えたのが悪手だった。クルーゼは相変わらず雑で微妙、ピサーロは運動量には全く期待できないので決定力が無ければ意味なし。ゲブレシラシエとエッゲシュタイン、大迫中心のチーム作りでいいのではないかと思うのだが・・・