旧閑ガゼッタ

「まさにニュルンベルクにとっては第2の清武となりつつある久保」ドイツ・ブンデスリーガ第2節 ニュルンベルク-マインツ

昨日の深夜には北海道に震度6の大地震が起こってしまったが、台風の被害に遭った関西は少し落ち着きを取り戻して来た様子。そんな中で、久保がキッカー誌のMOMになったらしいニュルンベルク対マインツの試合を観戦。

ヘルタとの開幕戦に敗れたニュルンベルクは、4-1-4-1のフォーメーションで1トップはイシャク、左SHが久保、右SHがパラシオスという攻撃陣の並び。そして武藤が抜けたマインツは4-4-2の形でスタート。

序盤からアウェイのマインツが押し気味に試合を進め、なかなかボールに触れなかった久保だが、前半15分にパラシオスからのスルーパスを受け、PA内でターンからシュートも相手に当たってしまう。

その後もマインツがボールを支配する中、前半25分に左からのアーリークロスをマテタが味方の裏でヘディング、これが上手くゴールへのロビングになってマインツが先制点をゲットする。それまで押されていたニュルンベルクも、前半43に久保が左サイドからフリーでクロスを上げるもシュートには至らず。

しかし後半、ニュルンベルクはフォーメーションを変更、それまでの4-1-4-1から久保がトップ下に入ってイシャクとパラシオスが2トップに並んだ中盤ダイアモンドの4-4-2にした事で戦況が一変、いきなりニュルンベルクがボールを支配すると、後半4分にCKからサインプレーで中央にいたイシャクがボレーで叩き込んでニュルンベルクが同点に追いつく。

後半17分には、中央でパスを受けた久保がターンから右足アウトサイドでシュートもGKが反応して弾く。その後も久保は中盤に下がって確実にポストプレイをこなし、攻撃のリズムを作り出す。30分、久保がPA右で折返しを受けてターンで上手くマークを外し、味方につなげるもそこから連続3本のシュートが決まらず。

さらに後半34分、左からのアーリークロスを久保が頭でそらし、入り込んだベーレンスがドフリーでシュートも枠外。後半43分、右サイドからのパスを受けた久保が切り返しでマークに来た選手を外してシュートもニアに外れるなど、後半はニュルンベルクが一方的に攻めたが結局最後までゴールは割れず、試合は結局1-1のドローで終了した。

ニュルンベルクはかつて清武が攻撃の中心選手として君臨していたクラブだが、既にテクニックレベルでは清武時代と同様に「久保と10人の愉快な仲間たち」という状態で、久保が絡まないとチャンスが作れないチームになりつつある。

ただ、フォーメーション的に前半の4-1-4-1は久保がサイドに居て攻撃が組み立てられず、後半の中盤ダイアモンドの4-4-2は若干リスキーで、久保を活かすなら4-2-3-1のトップ下に置くのがベストのように思うのだが、果たしてケルナー監督はこの試合を見てどう判断するのだろうか。