サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

「リカルド・ロドリゲス、反町両知将による見応えのある戦術勝負」J2第16節 徳島ヴォルティス-松本山雅FC

スペイン人のリカルド・ロドリゲス監督を迎えて昨シーズンは7位と好成績を収めた徳島ヴォルティス。しかし昨シーズンに対戦した中では2戦2敗と極めて相性が悪かった、反町監督率いる松本をホームに迎えての試合。

いつも通りの5-4-1の形で臨んだ松本に対し、中盤ダイアモンドの4-4-2や4-3-3など変幻自在にフォーメーションを駆使するリカルド・ロドリゲス監督が採用したのは、何と3-4-3のミラーゲームであった。

試合はホームの徳島が高いラインを維持し、ボールを奪うとシシーニョを中心としたサイドチェンジから左右のウイングが高い位置で基点を作って攻撃の主導権を握るも、中央を固めて失点だけは許さない松本の守備をなかなか崩すことができない。

すると前半20分に中盤でのプレスでボールを奪うと、右サイドへの展開からクロスを松本FWが前田大然がヘディングで流すも梶川にセーブされ、その直後にもカウンターからの折返しを前田が合わせたがこれも梶川がきっちり防ぐ。

前半28分には徳島が中盤からシシーニョが1人交わして強烈なミドルを放つもゴールポストに激突。すると35分に松本はカウンターから前田が中のスペースへ入り込み、そこにセルジーニョからのスルーパスが通って前田がスピードでDFを振り切りゴールに流し込む。

後半になると徳島は4バックに変更して攻撃がさらにスピードアップ、そんな中で島屋のドリブルから岩尾のシュートという場面を作った直後、山崎の突破を橋内がスライディングでカットするも、審判にファールと取られてしまってPK、岩尾のキックはクロスバーに当たって跳ね返りを押し込むも、それが岩尾自身だったためにオフサイドになって同点ならず。

さらに徳島は後半30分にも島屋のクロスから前川のオーバーヘッド、こぼれ球に山崎が詰めるも枠の外というビッグチャンスを作るが決められず。これは徳島の日ではないなと思った後半34分、CKから左サイドで島屋が右足を振り抜くと、これがGK守田が伸ばした手をかすめてファーサイドに突き刺さるゴラッソになって徳島が同点に追いつく。

その後は徳島がサイドを中心にパスを繋ぎ、松本はロングボールからプレスでセカンドボールを拾う攻撃を展開、互いにゴール前でチャンスを作るも決められず、ロスタイム5分の徳島CKから大崎のシュートも決まらず、試合はそのまま1-1のドローで終了した。

スペイン人のリカルド・ロドリゲス監督を迎えて昨シーズンは7位と好成績を収めた徳島ヴォルティス。しかし昨シーズンに対戦した中では2戦2敗と極めて相性が悪かった、反町監督率いる松本をホームに迎えての試合。

いつも通りの5-4-1の形で臨んだ松本に対し、中盤ダイアモンドの4-4-2や4-3-3など変幻自在にフォーメーションを変更するリカルド・ロドリゲス監督が採用したのは、何と3-4-3のミラーゲームであった。

試合はホームの徳島が高いラインを維持し、ボールを奪うとシシーニョを中心としたサイドチェンジから左右のウイングが高い位置で基点を作って攻撃の主導権を握るも、中央を固めて失点だけは許さない松本の守備をなかなか崩すことができない。

すると前半20分に中盤でのプレスでボールを奪うと、右サイドへの展開からクロスを松本FWが前田大然がヘディングで流すも梶川にセーブされ、その直後にもカウンターからの折返しを前田が合わせたがこれも梶川がきっちり防ぐ。

前半28分には徳島が中盤からシシーニョが1人交わして強烈なミドルを放つもゴールポストに激突。すると35分に松本はカウンターから前田が中のスペースへ入り込み、そこにセルジーニョからのスルーパスが通って前田がスピードでDFを振り切りゴールに流し込む。

後半になると徳島は4バックに変更して攻撃がさらにスピードアップ、そんな中で島屋のドリブルから岩尾のシュートという場面を作った直後、山崎の突破を橋内がスライディングでカットするも、審判にファールと取られてしまってPK、岩尾のキックはクロスバーに当たって跳ね返りを押し込むも、それが岩尾自身だったためにオフサイドになって同点ならず。

さらに徳島は後半30分にも島屋のクロスから前川のオーバーヘッド、こぼれ球に山崎が詰めるも枠の外というビッグチャンスを作るが決められず。これは徳島の日ではないなと思った後半34分、CKから左サイドで島屋が右足を振り抜くと、これがGK守田が伸ばした手をかすめてファーサイドに突き刺さるゴラッソになって徳島が同点に追いつく。

その後は徳島がサイドを中心にパスを繋ぎ、松本はロングボールからプレスでセカンドボールを拾う攻撃を展開、互いにゴール前でチャンスを作るも決められず、ロスタイム5分の徳島CKから大崎のシュートも決まらず、試合はそのまま1-1のドローで終了した。

やっぱりJ2は選手がスターじゃない分、戦術に忠実なチームが多くて見ていて楽しいが、特に徳島はここまでしっかりビルドアップからサイドを使う形が出来ているのに、中で得点を決める選手がいないのがとても残念。FWに良い外国人選手と取ってもらって、このサッカーをJ1で見てみたいものである。

モバイルバージョンを終了