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「ワールドクラスのFW、ベンテケとのマッチアップで勝利した吉田」イングランド・プレミアリーグ第5節 クリスタルパレス-サウサンプトン

開幕から4試合で1得点も挙げられず、早速フランク・デ・ブール監督が解任されてロイ・ホジソンが就任したクリスタルパレスと、サウサンプトンがアウェイで対戦した試合。

サウサンプトンの吉田はフート別人と組んで4-2-3-1のCBで先発、対するクリスタルパレスは4-4-1-1というフォーメーション。

試合は序盤からサウサンプトンがボールを支配、クリスタルパレスは一応ゾーンは組んでいるのだがあまりプレスがかからず、ただ自陣にズルズルと下がってスペースを埋めているだけの守備。攻撃面でもクリスタルパレスは選手1人1人のボールを持つ時間が長く、かなりギクシャクとしたサッカーでホームらしい活発さが見られない。

そういう相手の守備なので吉田はノープレッシャーで自由にパスを出す事が出来、前半5分にはサウサンプトンが何本もパスをつなぐと、右サイドを突破したタディッチのクロスは一旦防がれたが、デイビスにこぼれ玉を押し込まれ、あっさり先制点を献上してしまう。

ただクリスタルパレスは、これで開幕から無得点を続けているのか不思議な2トップ、ベンテケとロフタス・チークというワールドクラスを揃えており、15分にはフリーで上げられたクロスに飛び込んだベンテケを吉田が抑えきれなかったシーンや、前半30分にセカンドボールを拾われてロフタス・チークに2度もシュートを打たれるなど、危うく同点にされそうな場面を作られる。

後半早々にも、ロフタス・チークを中心にクリスタルパレスがジェイソン・パンチョンの至近距離からのシュートなど、決定的な場面を作るがこれも得点ならず。その後はユベントスから移籍したレミナが、プチ・ポグバのようなスピードあるカバーリングとボールキープでサウサンプトンの中盤を助け、何とか一進一退の攻防に持ち込む。

そして後半42分には結局残留したファン・ダイクが投入され、クリスタルパレスのホームなのに続々と観客がスタンドから立ち去る中、最後は5バックにしてサウサンプトンが逃げ切り。クリスタルパレスは開幕から5試合無得点というプレミアリーグのワースト記録を更新してしまった。

序盤はマッチアップしたベンテケに対して遅れをとる場面も見られた吉田だったが、その後は落ち着いて立て直し、結果的にはデュエルで7割という好成績でクリーンシートに貢献。ディフェンスリーダーのファン・ダイクが復帰したが、相棒のフートが吉田ほどの安定感が無かったので、先発のファースト・チョイスの座はこのまま守れそうな様子だが・・・