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「単にゾーンを作るだけでは、対人に頼る守備になってしまう」リオ五輪サッカー ナイジェリア戦・試合終了

仕事をしているふりをしながらTwitterなどでナイジェリア戦前半を追っていましたが、だいたい以下の様な状況になっているようですね。

・藤春と室屋が1対1を止めきれず、サイドの攻防で完全な劣勢に立たされている。
・原川と大島のインサイドハーフがサイドのカバーに入るも、それでも相手の攻撃を止めきれてない。
・仕方なく中島と南野まで下がってカバーしているので、攻撃になった時に興梠が孤立している。

ぶっちゃけ、ベガルタ仙台の監督時代から見ていて、手倉森監督はゾーンの形は作れても、それをコンパクトにして能動的に動かす戦術能力は欠けていると思っているので、個人の守備力で負けてしまうとどうしようもないですね・・・アジアの選手であれば何とかなったのかもしれないですが、ブラックアフリカンの個人能力は異次元ですからね。

なので、試合の中で個人が経験して守備力を高めることと、後半になると必ずナイジェリアの運動量で落ちて来るはずなので、それに賭けるしかありませんね。

・・・と思って後半の情報を見ていたら、後半の6分に4点目を取られてしまうとか。耐えて守るはずのチームが、51分間で4点も取られてしまったのでは勝てるはずありませんな(苦笑)。結果的に日本は4点を取って4-5と1点差まで追いついたので、タイムマネージメントとしては問題なかったですが、あまりにも守備がボロボロで今後の展望が見えないですね。ずっと4-4-2でやって来てたので、4-3-3にして連携すらも失われた感じでしょうか。

せめてもの策としては、フォーメーションは4-4-2か4-2-3-1で固定して、GKは中村にチェンジ、塩谷をSBにして岩谷と植田のCBにするぐらいでしょうか。さて、手倉森監督はこの内容と結果を受けて、どうするんでしょうか?

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