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「真夏のJリーグを見ても、海外のファンは楽しめるのだろうか」J1 2ndステージ第6節 ヴィッセル神戸-大宮アルディージャ

先週は関東甲信地方も梅雨明けして、神戸にも完全に真夏の暑さがやって来た中でのJ1 2ndステージ第6節。今日はこれからイベントがあるので簡単な感想で。

神戸はフォーメーションを4-3-3に変更したのだが、結果的にはネルシーニョ監督の策が当たったと言える。大宮はいつも通りの4-4-2だが、横谷をSHに上げて和田をSBで、横山をボランチで起用してはみたものの、暑さもあってかSHが上がったスペースをSBが産められず、そのスペースを神戸の3トップが上手く使って有効なカウンターを繰り出された。

そんな中でも、神戸は渡邉千真が2度の決定機をものに出来なかったり、レアンドロのミドルシュートがクロスバーに当たって得点を決められず、これは大宮の方に運があるのかなと思ったのだが、大宮の攻撃がどうにもパッとしない。

4-3-3の弱点はアンカーの両脇に出来やすいスペースである事は知られているが、せっかく大宮がそこを使ってパスを繋ぎ、サイドがスピードに乗ったオーバーラップをすればフリーでクロスを上げられる、と思えるような場面でもすぐにスローダウンして横パスをしてしまい、神戸の守備が整った中にクロスを放り込むだけになってしまう。

すると後半10分に、クイックスタートから神戸が左サイドでパスを繋ぎ、右サイドをオーバーラップしてきた高橋峻希がファーサイドに展開されたボールを思い切って蹴り込むと、そこまで好守を見せていた大宮GK加藤も反応できず、ヴィッセル神戸が先制点を挙げる。

そこから大宮はムルジャ、泉澤、播戸を投入して前線にボールを集めるが、やはり家長を欠いた攻撃陣はなかなか前で貯めを作れず、試合全体のシュート数は神戸を上回ったもののチャンス自体は散発的で、結局試合は1-0で神戸が逃げ切った。

しかし神戸の策が当たって大宮が外れたというよりは、暑い中のスローペースな試合に適応出来ていたかどうかという差のほうが大きいんじゃないかと思える試合だった。海外のサッカーファンがJリーグを見るのは、ヨーロッパのシーズンオフにやってるからという理由もあるそうだが、こういう試合を見ても本当に娯楽として楽しめるのだろうか?