旧閑ガゼッタ

「ハリルホジッチは、ドルトムントと同様に香川を厳しい立場に立たせるのだろうか」ロシアW杯アジア二次予選 アフガニスタン戦展望

どうも昨晩から胃に来る風邪を引いてしまったようで、昨日は一応試合は見たのだけど戦評はパスさせてもらって、今晩行われるアフガニスタン戦の展望を。

前日の記者会見で、ハリルホジッチは新しいオーガナイズと競争意識をテーマにしていたようだが、個人的にはかなりドルトムントのトゥヘル監督が行っているチーム作りにインスパイアされているのではないかという気がしている。

ドルトムントは、シーズン前半で安定していた香川を中心としたポゼッションサッカーを捨て去り、レギュラーをガラガラポンした上で、もっと直線的にパスを繋いで攻め切るインテンシティの高いサッカーを目指し、実際にそれで結果を出している。

それは、前半戦でコテンパンにやられたバイエルン、及び来季のチャンピオンズリーグに耐えうるチームを作るという意味もあるのだろうが、それよりも後半戦は引いて守る相手に対して難なく勝利を掴み寄せているという点に注目すべきだ。

特に日本の場合、引いた相手に対してはいつもチンタラと短い横パスやバックパスでウロウロと手数をかけてから、最後は攻め手が無くなって仕方なくふんわりクロスを放り込んで跳ね返されるという攻撃を繰り返しているが、それではいつまで経っても相手の凡ミスからでしか得点が出来ない。

ドルトムントにしてもバイエルン、バルサ、ユベントスにしても、相手が5バックや6バックだろうが、ガンガンと速く大きなパスをサイドやバイタルに入れ、相手が心身ともに対応の準備を終える前にボールを素早く動かし、一気に最後まで攻め切ってしまうのが世界の新常識である。もっともプレミアだけは若干遅れている感があるが・・・

当然、日本のクォリティと代表という舞台ではそう簡単には行かないだろうが、そういう自己改革の意識を持つようにしないと何も変わらないわけで、その変化の兆しがアフガニスタン戦で果たして見られるのかどうか、そこを楽しみにしてみたい。