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「一番の敵は過酷な環境」ロシアW杯アジア二次予選 カンボジア戦展望

昨日は某所の肉祭りに出かけ、昼から飲んで夜はヘロヘロだったのでサッカーの試合はまともに見れず。明日は夜まで出かける用事があるので、今日のうちにカンボジア戦の展望を書いておきます。

カンボジア戦のポイントは、相手うんぬんよりも環境との戦いになるのではないかと思っています。現地はシンガポールよりも高温多湿で、プノンペンのナショナル・オリンピック・スタジアムのピッチは人工芝。足腰に負担がかかるのはもちろんですが、スタミナにも影響が出ることは間違いありません。そして試合球は「DONG LUC」というベトナム製のボールが使用されるようで、見た目にも重そうでこれも足への負担になりそうです。

従って、先発メンバーからは清武、金崎、山口といった怪我を抱えた選手は外れる可能性が高く、岡崎、香川とシンガポール戦で温存したレギュラーが復帰、試合勘に欠けている本田も起用されるはず。DF陣と長谷部、西川はおそらくそのままで、そうなると左ウイングとボランチ1枚が誰になるか。練習では宇佐美に良く指示が出ていたそうなのでウイングは有力、ボランチは柏木か遠藤という事になりますが先発なら柏木でしょうね。2列目のコマが不足しているので、リードした展開なら南野の出番もありそうです。

試合展開的には、やはりどれだけ早い時間に点を取れるか。カンボジアも引いて守ってカウンター狙いで来るというか、日本と対戦したら力関係的にどうしてもそうなるわけで、日本はシンガポール戦と同様にサイドアタックを重視した戦術が求められます。香川、本田には厳しくマークが付くでしょうから、宇佐美のところでどれだけ仕掛けられるか。香川も左に寄ってプレイする傾向があるので、彼らのコンビネーションが攻撃の鍵になりそうです。

そしてシンガポール戦もそうでしたが、後半になると暑さと疲れで動きは悪くなるでしょうから、前半のうちに3点は取っておきたいところ。シンガポール戦前半の終わりごろのような雑な攻撃でチャンスを潰すとハリルホジッチの雷が落ちるでしょう(笑)。今度こそ、セットプレイなどから効率的に点を取る日本を見たいところです。

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