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来期のJ3、JFL昇格は果たしてどこのクラブに?

一昨日の月曜日に全国社会人サッカー選手権大会の準々決勝が行われ、その結果、阪南大クラブ・バンディオンセ加古川・ラインメール青森の3チームに今年の全国地域サッカーリーグ決勝大会(11/6~23)への出場権が与えられました。

これで、全国9地域の地域リーグ最上位カテゴリの優勝チームと合わせて、地域決勝の出場チームが確定しました。

【北海道】札幌蹴球団
【東北】FCガンジュ岩手
【関東】ブリオベッカ浦安
【北信越】サウルコス福井
【東海】FC刈谷
【関西】アルテリーヴォ和歌山
【中国】松江シティFC
【四国】FC今治
【九州】新日鐵住金大分
【全社枠】阪南大クラブ
【全社枠】バンディオンセ加古川
【全社枠】ラインメール青森

このうち、Jリーグを目指していると公言していないクラブはFC刈谷、新日鐵、阪南大ぐらいで、あとは皆Jリーグへの加入意思があるクラブばかりです。

その中でもやはり一番の注目は、前日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めているFC今治。しかも、今年の地域決勝の決勝ラウンド会場は、同じ四国の高知県立春野総合運動公園陸上競技場。1次ラウンドもグループCであれば会場は愛媛県総合運動公園球技場で、今治にとっては俄然有利になります。果たして、10/24に行われる組み合わせ抽選会で「神の意志」が働いてしまうのか注目です(笑)。

今年の地域決勝では、上位の2位までにJFLへの切符が手渡されるわけですが、そのJFLからJ3への昇格について見てみますと、レギュレーションとしては「J3スタジアム要件・ライセンス審査に合格している」「JFLの最終順位が4位以内」「JFLに属するJリーグ百年構想クラブのうち、上位2クラブに入っていること」とあります。

現在、Jリーグ百年構想クラブにJFLで入っているのはヴァンラーレ八戸、鹿児島ユナイテッドFC、奈良クラブ、アスルクラロ沼津の4つですが、ヴァンラーレ八戸にはJ3ライセンスが交付されなかったため、残りの3クラブにJ3昇格の権利があります。そしてJFL年間総合順位を見てみると、鹿児島が勝点53で4位、奈良と沼津が同じ勝点45で5位に並んでいます。JFLの残り試合が4つである事を考えると、鹿児島がかなり有利な立場になっていると言えます。八戸はせっかく3位なんですがねえ・・・

さらに来期のJ3には、東京、G大阪、鳥栖、C大阪のセカンドチームが参入する予定だそうで、これで一気に5チームが増えてJ3は18チームでの戦いになる模様です。来期はますます下部リーグが熱くなるのは間違い無さそうですね!

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