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「ハリルホジッチにとってのイラン戦は、アギーレジャパンのブラジル戦になってしまうのか」国際親善試合イラン戦展望

最近、自分用のPCが電源スイッチを100回ぐらい押さないと電源が入らないようになってしまい、秋なのに熱暴走で突然電源が落ちるなどの症状も出て来たので、思い切ってPCを買い換えました(ただしボーナス払い(笑))。

昨日はそのセットアップで忙殺されていたので試合は見られず。なので、今晩に迫った親善試合イラン戦についての展望を。

注目の先発メンバーについては、既にハリルホジッチが会見で「50%を入れ替える」と語っている通り、シリア戦でチャンスが無かった選手が多数出ることが確実視されていて楽しみです。もちろん勝つべき試合ではありますが、ハリルホジッチの内心としては勝敗よりもサブメンバーの経験値獲得がメインでしょう。

思えば、アギーレ監督もブラジル代表にサブメンバー主体で事実上勝敗を放棄した試合をやってしまい、おそらく相当にスポンサーを怒らせてしまった事がその後の更迭への流れに繋がった事を考えると、相手が違うとは言え難しい舵取りになりそうです。つーか、アギーレがUEAにクラブに就任以来、八百長裁判についてどのマスコミも報じてないのって、ほんとマッチポンプだなと呆れます(苦笑)。

個人的な予想では、試合に出ていなくて使い減りしていない本田と長友、吉田は先発に残り、1トップが武藤で、トップ下の香川が清武か柴崎、左は宇佐美、もしかすると最初から南野が出て来るかもしれないと読んでます。後ろのメンバーは、ボランチに柴崎という話はありますが山口と長谷部は守備のインテンシティを重視する場合は動かせないでしょう。CBの一方は森重が有力、右サイドは酒井高徳のままでしょうがもしかすると塩谷が来るかもしれません。

イランについてはブラジルW杯でアルゼンチンと危うく引き分けという試合をしていますし、隣のライバルである韓国には3連勝中ですし、アジアの最強国の1つである事は間違いありません。内容については、その韓国との試合をちらっと見たぐらいではありますが、やはりフィジカルを活かしたシンプルな堅守速攻スタイルで、シリアを二回りほどスケールアップさせたチームです。

メンバーについては最近まではネコーナム、グーチャンネジャド、デジャガーといったベテランが長くチームを引っ張って来ましたが、20歳のアズムンらの若手に世代交代中で勢いが感じられます。日本がサブメンバー主体、しかも完全アウェイの環境という事を考えると、試合展開は劣勢の時間が多くなるでしょう。イランに押されながらも守備陣がしっかりと耐え、武藤を中心としたカウンターでどこまで対抗できるかが鍵になると思います。

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