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「相手のCBをキリキリ舞いさせ、前半で交代させてしまった武藤」ドイツ・ブンデスリーガ第5節 マインツ-ホッフェンハイム

昨日はとあるイベントに朝から夜まで出かけていて、今朝は疲れと二日酔いでグロッキー状態なので簡単に。

マインツもホッフェンハイムも4-1-4-1のフォーメーション同士の戦いで、どちらもあまりDFラインと中盤がコンパクトではないので序盤から結構カウンター合戦のような試合になってしまい、前半13分に絶妙のスルーパスを通されてマインツが先に失点してしまう。

しかしマインツも武藤がアンカー横のスペースでボールを受ける動きで基点を作り、しかもそこで単に後ろに返すのではなく、潰れずに粘ってキープしたり、反転して抜け出したりとホッフェンハイムの守備は武藤を捕まえきれず、18分のマリによる同点ゴールも武藤がファールを受けながら粘って繋いだプレイから生まれた。

そして39分にボールを受けてからスルッと抜けだしたところで、マークを振り切られたホッフェンハイムCBシェアが後ろからナイスタックルでイエロー(笑)。武藤に翻弄されていたシェアは前半のみで交代してしまった。

武藤は後半も幅広く動いて基点を作り、23分にオフサイドギリギリのタイミングで左サイドを抜け出し、折り返しのスルーからマリのハットトリックをお膳立てするアシストを決め、31分にお役御免で交代。

ただ、一度スルーパスから抜け出しながらも足元でもたついてシュートを打てなかったり、2~3度ファーストタッチの仕方によってはそのままシュートできる形はあったのが残念。前線での基点作りという面では岡崎を上回りつつある武藤だが、そういうところはまだ先輩には及んでいない。でもきっと武藤はそれも早く克服してくれると期待している。

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