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「柴崎が入った4-3-3で、香川と本田を活かす」ロシアW杯2次予選 アフガニスタン戦展望

今日は夜の9時から中立地であるイランのテヘランで、アウェイのアフガニスタン戦が行われます。既に昼のうちに1度更新してますし、やはりアフガニスタンチームの情報なんてさっぱり持ってないので、展望は簡単に書いておきます。

長谷部の談話によると、アフガニスタンは前の2チームに比べると前に出て来るチームのようですが、個人的にはそれはちょっと怪しいと思っています。そもそも、押し込まれるかどうかは相手と自分の力関係であり、シンガポールとカンボジア、それと日本では全く異なって来るので、そう簡単にアフガニスタンがスペースを与えてくれるとは思わないほうがいいでしょう。アフガニスタンを率いるスケレジッチ監督は、ハノーファーの育成担当の経験があり、ゾーン・ディフェンスを構築する能力は持っていると見るのが当然でしょう。

ただ、国民性的には東南アジアよりは中東寄りであり、カウンターで点を取ろうという意欲は前の2チームよりはあるかもしれません。なので、日本としてはカンボジア戦で見せたゲーゲンプレッシングを継続し、相手がカウンターで前に重心を移したところで逆にボールを奪い、早く攻め切る形を狙いたいところです。ピッチや気候の状態からしても、ポゼッションパスサッカーは得策ではありません。

そしてクロスとドリブルも引き続き形にして行くことは当然です。手数をかけずにクロスを早いタイミングで上げる、クロスは低くて速い、GKが飛び出しにくくDFがクリアしにくいボールにする、クロスへ飛び込むポジションとタイミング、人数を組織化する、前を向いてドリブルを仕掛ける、といったディテールの進化に期待したいです。

ポジションについては、ハリルホジッチが「2人のポジションを決め切れていない」と語ってましたが、記事にもあるように2列目の左を武藤、宇佐美、原口のどれにするか、山口を柴崎に変えて長谷部をアンカーにするかというところでしょう。原口は左で使うならクロスよりもカットイン色が強くなり、長友とカラーがかぶるのでどうでしょうね。それに原口のカットインシュートってあんまり入る気がしませんし・・・

柴崎の起用は、より4-3-3的になって香川がプレイしやすくなり、柴崎のミドルシュートも期待できるので賛成です。香川自身も、カンボジア戦では4-4-2の左SHになってからは多くボールを触ってプレイしやすそうでしたし、トップ下のスペースを空けることで本田にも中へ動けるスペースが出来て来る。それで空いたスペースのバランスは酒井と柴崎で取る必要はありますが、より可能性を感じるフォーメーションである事は確かです。

まあ今回はさっさと先制点を入れてしまって、スペース使いまくりでさっさと大量点を取って終わらせて欲しいものです。でもきっとと、そんなに上手く行くはずは無いんですけどね。一応願望だけ(笑)。

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