昨日は朝から1日イベント事で潰れた上に、夜に帰って来たら新しいPCが「システム構成に失敗しました」>フリーズ>再起動の無限ループに陥っていて、BIOSの初期化やOSの再インストールで疲れた体に鞭打つのみで、全くサッカーに触れられない1日になってしまいました。
と言うわけで、先日発表されたメンバーから、東アジアカップでの日本代表の戦い方、戦術についてちょっと考察してみたいと思います。
GK
- 東口順昭(G大阪)
- 西川周作(浦和)
- 権田修一(FC東京)
DF
- 水本裕貴(広島)
- 丹羽大輝(G大阪)
- 槙野智章(浦和)
- 森重真人(FC東京)
- 太田宏介(FC東京)
- 米倉恒貴(G大阪)
- 藤春廣輝(G大阪)
- 遠藤航(湘南)
MF
- 柏木陽介(浦和)
- 武藤雄樹(浦和)
- 米本拓司(FC東京)
- 山口蛍(C大阪)
- 谷口彰悟(川崎)
- 柴崎岳(鹿島)
FW
- 興梠慎三(浦和)
- 倉田秋(G大阪)
- 永井謙佑(名古屋)
- 川又堅碁(名古屋)
- 宇佐美貴史(G大阪)
- 浅野拓磨(広島)
メンバー的には、国内組オンリーで復活や初代表の顔ぶれもあってフレッシュな感じではありますが、おそらく日本がやろうとするサッカーは基本的に変わらないのかなと。
まずDFの面子に米倉、藤春というガンバの攻撃的なSBが入っているのを見ても、明らかにサイドアタック重視の攻撃的スタイルなのは間違いありません。そしてMFが武藤を除けば柴崎、柏木のゲームメイカータイプ、山口、米本、谷口の守備的ボランチという役割はシンガポール戦から変わっていません。
FWも、1トップらしい高さのある選手は川又のみで、後はどちらかと言うとスピードタイプなのを見ても、やはりサイドアタック重視の人選ですね。豊田は怪我で選出されなかったという噂もありますが、同じく怪我を抱えた柴崎や太田が選ばれているのを見ても、やはり高さがハリルホジッチのファーストチョイスでは無い事は明らかです。
川又にしても興梠にしても、がっちりポストプレイやヘディングという選手ではなく、スペースに動いてインテンシティで勝負するタイプなので、高さを活かす考えはあまりハリルホジッチの頭には無い様子です。
シンガポール戦を見ると、スペースの無いところにスピード系を並べるより、単純に高い選手に放り込みのほうがアジア相手は効くのはないかと思うのですが、ハリルホジッチの意思は堅いというか頑固ですよね(笑)。
ただ1点興味深かったのは、遠藤航の選出。予想されたボランチではなく、右SBとしての選出と言われていますが、これは遠藤に内田のようなゲームメイクを期待した起用じゃないかと思います。
シンガポール戦で物足りなかったのは明らかにサイドへの展開力不足であり、DFや中盤からの散らしが難しいのであれば、SBから縦に繋ぐ形があれば状況はかなり改善できます。ハリルホジッチがシンガポール戦から学んだとすれば、内田を欠いた時のサイドでのビルドアップ不足かなと。
ハリルホジッチが遠藤を3試合のうちどこでどう起用するのか。内田の怪我の回復が不透明な状況だけに、彼の活躍が今後の代表を占うポイントになるかもしれません。