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ジロ・ローザで萩原選手優勝! & ツール・ド・フランス第5ステージ

昨日のツール・ド・フランスは第6ステージですが、展開が遅くて最後まで見られなかったので、第5ステージについて。

とその前に、同時期に行われているジロ・デ・イタリアの女性版、「ジロ・ローザ」の第6ステージで、日本の萩原麻由子選手が逃げ切りを決めてステージ優勝するという快挙を成し遂げたニュースを。

動画や実況ツイートのまとめがこちらになりますが、最初に数人の集団での逃げに入ったもののメイン集団に一度は飲み込まれ、そこからゴール前25km地点で再度スパートを図り、そのまま逃げ切った様子ですね。ゴールシーンの写真ではガッツポーズじゃなくて口に手を当てている姿になっていて、「ウソ、私逃げ切っちゃった♥」みたいな感じだったんでしょうか(笑)。

もちろn、男女を通じて日本人がグランツールクラスのステージレースでの優勝は史上初の快挙です。男子でグランツールのステージ優勝に最も近いと見られている新城選手は、残念ながら春先の怪我の影響でツールは不出場になってしまいましたが、是非ヴェルタでは復帰してもらって後に続いて欲しいですね!

さてツール・ド・フランス第5ステージのほうは、ツール序盤から続いている悪天候にこの日も悩まされ、集団での落車が相次いだ末に、何とカンチェラーラに続いてトニ・マルティンまでもがマイヨ・ジョーヌを着ての落車でリタイアするという残念な結果になってしまいました。

その場面では無いですが、車載カメラで落車が起こるまさにその瞬間を捉えた映像があって、本当にちょっとした接触で前輪がスパッと滑って落車している事が分かります。プロの集団はほぼ腕と腕が擦れ合うぐらいに近寄って走っていますが、こういう映像を見ると怖くないのかなと思ってしまいますよね。

ステージ優勝争いは、そんな中でも有力なスプリンターは無事最後まで残ったために真っ向勝負のゴールスプリントになりました。その中から抜けだしたのはグライペルで、これで今大会2勝目と絶好調。それに対してカヴェンディッシュはこのスプリントでも最後まで伸びずに3位。自慢のロングスプリントが不発でコメントも冴えない様子。第7ステージのゴール地点はスプリンター向けのセッティングだけに、ライバルの巻き返しに期待しましょう。

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