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ツール・ド・フランス2015 第4ステージ

昨日は川崎フロンターレとドルトムントの親善試合がありましたが、ツール・ド・フランスが楽しみにしていたパヴェ(石畳)の第4ステージだったのでそちらの観戦を優先。

でもパヴェのセクターが始まるまでは少しサッカーのほうも見てました。まあ、試合はご存知のように0-6で川崎がボコボコにされてしまったわけですが、まあブンデスリーガでもバイエルンを除けば守りを固めてカウンター狙いで行かないといけない程の相手に、守備組織を作らない風間ポゼッションサッカーはある意味最悪の相性で、それを馬鹿正直に真っ向からぶつかりゃ粉々になるよねと(苦笑)。また試合については明日じっくり見させてもらいます。

さてレースのほうですが、今年は雨が降らずパヴェの難度が比較的軽めだったのと、フルームのチーム・スカイも昨年は落車リタイアという痛い目にあっただけあって常時先頭集団をキープして細心の注意を払っていたので、昨年のニーバリの大差のような結果にはならず意外と上位陣には差がつきませんでした。

コンタドールは最後のパヴェ区間で遅れかけましたが、チームメイトのサガンが鬼のチェイスを見せ、先頭集団もゴールへの駆け引きでコンタドールの引き離しで意思が統一できなかったために追い付くことが出来ました。ユイの壁で遅れるなど調子がまだ上がってないコンタドールとしては、このステージを無事乗り切ることが出来てホッとしている事でしょう。

そしてステージ優勝は、残り3km地点で単独アタックをかけたトニ・マルティンが、終盤のパンクでトレンティンと交換した自転車にも関わらずそのまま逃げ切って優勝。第3ステージではわずか1秒差でフルームに渡ってしまったマイヨ・ジョーヌを晴れて獲得する事が出来ました。ゴール後の笑顔を見るにつけ、カンチェラーラのリタイアが残念で仕方ありませんが・・・

フルームはマイヨ・ジョーヌを失ってしまいましたが、第9ステージのチームタイムトライアルが序盤の大きな山場になる見られているだけに、そこまでチームメイトをどこまで温存できるかが問われるだけに、これからしばらく続く平坦ステージの集団コントロールでアシストを疲弊させなくて済むという意味ではラッキーな展開でしょう。

今日の第5ステージはバリバリの平坦ステージ。今年はグライペル、クリストフ、サガン、デゲンコルブ、カヴェンディッシュと激戦が予想されるマイヨ・ヴェール争いが繰り広げられる事は間違いありません。第2ステージでは強風が勝敗を左右してしまいましたが、今日はどういう結果になるでしょうか。

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