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ツール・ド・フランス2015 第2ステージ

昨晩はツールが始まってるけど一応コパ・アメリカの決勝を見ておくかと思ったら、何故か録画をミスっていて見られず。地上波で夜の10時から放送があったみたいだけど、ツールの録画中で設定が変更できずに断念、しかもスカパーでの再放送は今週の末になりそうな様子・・・

前からリモコンの具合が悪くなっていましたし、いい加減シングルタスクチューナーのブルーレイレコーダーに腹が立ってきたので、とうとう買い換えることに決定!とポチろうと思ったら狙いの品が在庫切れ・・・現金振込みや代引きにはしたくなかったので、在庫の追加を待つことにしました(泣)。

そんなわけで必然的にツール・ド・フランスを見ざるを得なかったわけですが、まさか総合争いに影響が出るような波乱が起きるとはちょっと驚きましたね。

第2ステージのコースは、ユトレヒトをスタートしてゼーラント州にある巨大な堤防の上を走り、最後は人口島ネールチェ・ヤンスにゴールという、ただでさえ平地で風が強いオランダにあって、全く周りに何も風を遮るものがない海上コース、しかも雨まで降るという天候が選手に襲いかかってしまいましたね。

私もこの地方じゃないですが、オランダのマルケル湖の近くを自転車で走った事があり、本当に何も無くて風が強いだけのだだっぴろい平原で、風景など気分転換するものが皆無でげんなりした記憶があります。内陸の小さな運河と花で飾られたかわいい家、風車と跳ね橋というオランダのイメージとは正反対の、これもまたオランダの確かな一面です。

さてその地獄のオランダを利用して、コンタドールのティンコフ・サクソやフルームのチーム・スカイ、スプリントを狙うカヴェンディッシュがいるエティックス・クイックステップが揺さぶりをかけた結果、先頭の26人から中切れを起こした集団にニーバリ、キンタナという優勝候補が入ってしまい、結局ゴール時には1分28秒の差がついてしまいました。そしてマイヨ・ジョーヌは、昨日はTTで悔しい思いをしたカンチェラーラに元へ。

第4ステージのパヴェが待ち受けるコースでは、昨年と同様にニーバリがアドバンテージを稼ぐのではないかと見られていただけに、その前に思わぬ差がついてしまった格好です。今日の第3ステージはパヴェを控えてパンチャー同士の逃げで争われそうですが、ゴールに待ち構えるユイの壁は、20秒ぐらいの差はあっという間についてしまう激坂なので、ここでも総合争いライバル同士の熱いスプリントが見られそうです。

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