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アメリカに完敗も、諦めない気持ちを見せたなでしこジャパン

前回に引き続いてアメリカとの対戦となった女子ワールドカップ決勝戦。

もちろん私は試合中は通勤時間&お仕事なので陰ながら応援しておりましたが、残念ながら2-5という完敗に終わってしまいましたね・・・

それでも、前半の16分までに4点を取られた時には某南米大国のように気持ちが切れて7-0ぐらいのスコアで終わってしまうかと思ったのですが、そこから2点を奪って一時は2点差にまで詰めたのだから本当に立派です。どんな逆境になっても気持ちが折れない大和撫子の芯の強さは、試合には負けましたが日本の国民に勇気を与えたのではないでしょうか。

だからこそ、試合序盤のセットプレイから連続失点したのは痛かった・・・それが無ければとたらればを言っても仕方ありませんが、日本に運の引き寄せすら許さないアメリカのスタートダッシュ、フルパワーがそれだけ凄かったと言うことでしょう。

思えば、日本は前回のW杯から世代交代に失敗し、アルガルベカップでもさほど良いところがなく最後には澤の助けを借りる始末で、大会前にはベスト4になれば目標達成じゃないかと考えていたのですが、組み合わせに恵まれたとは言え決勝までたどり着いたのは結果としては上々でしょう。

プロリーグとしては成立し切れていないなでしこリーグの現状を考えると、やはりW杯や五輪などの大きな大会で結果を残さないと女子サッカーに注目やお金が集まらない崖っぷち状態は変わらないわけで、ほぼアマチュアと同等の待遇や生活の中、使命感だけで毎回結果を出し続けている彼女らの立派さには本当に頭が下がります。

なでしこ達はこの涙を拭いている暇はなく、もう来年はリオ五輪。その最終予選は年明け早々に行われる模様です。そんなに若いわけではないですが宇津木、有吉と次の柱が出来つつありますし、岩渕の成長も楽しみです。次こそはアメリカ相手にきっちりリベンジを果たして欲しいですな!

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