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「ドゥンガも病院に行ったほうが良いんじゃ?」コパ・アメリカ2015 ブラジル-コロンビア

昨日、上手くいかないチームにお悩みのハリルホジッチが病院に行ったらという、私にしては珍しくネタエントリーを書いたんだけど、この試合を見ると思わずドゥンガ編もやったほうがいいんじゃないかと思ってしまった(笑)。まあ、ネタはたまにやるからいいのであって、実際には書かないけど。

ブラジルのフォーメーションは初戦で全く存在感が無かったジエゴ・タルデッリに代えてホッフェンハイムのフィルミーニョを入れ、シャドーにネイマールが入った4-4-1-1。それにしても、ロマーリオやロナウドらが背負って来た世界に誇るセレソンのセンターフォワードが、山東魯能とホッフェンハイムに所属している選手って何の冗談かなと思ってしまう(苦笑)。

この試合ではCFはもちろんの事、ブラジルのボランチがコロンビアに完敗。コロンビアは4-4-2のフォーメーションでブラジルに対してマッチアップを挑んだのだが、ブラジルのボランチが完全に封じ込まれてそこから先のネイマールに全くボールが届かず。仕方なくネイマールがボールを受けに下がって、そこから何とかドリブルで持ち上がろうとするものの、PA付近ではコロンビアのDFがギリギリで防いで決定機まで持って行けない。

そして前半36分に、右からのFKがゴール前での混戦になって、最後はムリージョが押し込んでコロンビアが順当に先制。前半終了間際に、カウンターからネイマールがクロスにフリーで飛び込むもののヘディングはGKに体に当たりゴールならず。前半は何とコロンビアのシュート数9に対してブラジルが4という体たらくだった。

後半になるとブラジルはドリブラーのコウチーニョを投入し、前半は横に並んでいたボランチを縦関係にしてコロンビアの守備にギャップを生み出すと、少しブラジルはボールを前目で持てるようになるが、エリアスがGKに詰めて訪れたビッグチャンスにフィルミーニョがあり得ない宇宙開発で世界中がずっこける始末。

ブラジルはそのまま得点が奪えなかった上に、ネイマールが試合後にボールを蹴ってアルメロにぶつけ、怒ったバッカがネイマールを押し倒して2人とも退場するという踏んだり蹴ったり。ネイマールは結局4試合の出場停止だそうでコパ・アメリカは終了。ブラジルはもし次の試合で勝ち抜けたとしても厳しい状況になってしまった。

ネイマールがいないと、とてもセレソンには見えないチームでどうやって戦うのか、ある意味興味深いけどブラジル国民の絶望は、シンガポール戦での日本とは比べ物にならないんだろうなと同情してしまうなあ・・・

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