旧閑ガゼッタ

「香川にとってもチームにとってもモヤモヤ、消化不良な勝ち点1」ドイツ・ブンデスリーガ第31節 ホッフェンハイム-ボルシア・ドルトムント

ヨーロッパリーグ圏内まで勝ち点3と迫り、ドルトムントにとってはクロップ辞任発表の勢いでこのまま一気にランクインと行きたかったが、7位にいるライバル・ホッフェンハイムとのアウェイ戦では痛み分けのドローに終わり、直下にいたブレーメンが勝利したために9位へと順位を下げてしまった・・・

メンバー的にはシャヒンを除けばほぼ現時点でのベストな形で臨んだドルトムントだったが、ドイツカップのバイエルン戦での激闘が影響してか、各選手の攻守の切り替えが遅く、ドルトムントのお株を奪うホッフェンハイムのゲーゲンプレッシングであっという間にボールホルダーが囲まれ、縦パスどころか何とかサイドに逃すことで精一杯。

また、いつもなら中盤で溜めたらそこをどんどん追い越す選手が出て来るはずなのに、そのタイミングを見越してパスを出しても足が止まって追いつかなかったりと、ドルトムントはどうにも攻撃の歯車が回らない。

逆にホッフェンハイムは、サライとモデストの2トップにロングボールを集めて基点を作り、そこに現在売り出し中の両SH、フィルミーニョとフォラントが素早くフォローするスピーディな攻撃でドルトムントを攻め立て、何度も惜しいチャンスを作り出す。

すると33分に、ドルトムントの緩慢な守備を付いて右サイドへ素早くホッフェンハイムがボールを展開すると、フォラントのドリブルに対してシュメルツァーが足先でカットしに行こうとしてあっさり交わされ、そのまま持ち込まれてゴールを決められる。が、その直後にドルトムントはCKからフンメルスがマークを受けながらヘディングを決めて同点に。

後半になると、相手の基点潰しのために下がって対応せざるを得なかったドルトムントのボランチのバランスが向上、ホッフェンハイムのプレスもやや落ちてドルトムントが中盤で徐々にボールが持てるようになる。

その後半2分に、ドルトムントは右サイドからのカウンターで大チャンスを迎えるが、折り返しをフリーで受けた香川がダイレクトで蹴ったボールはゴールを大きく外れてしまって得点にならず。終盤にはムヒタリアン、オーバメヤン、インモービレと立て続けにGKとの1対1になるビッグチャンスがあったがことごとく決められず、結局スコアは動かず1-1のドローで終了。

まあ攻撃陣の誰か1人でもチャンスをものにしていればというところだったけど、前半の出来の悪さを考えればドローでもやむなしという感じで、納得はするけどいろいろモヤモヤが残る試合であった。香川もプレイ精度自体は悪くなかったが、特に前半はほとんどボールが来ず、そこに後半の逸機でいまいち印象がよろしくなかった。しっかり休んでまたリフレッシュして欲しいね。