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「長谷部が久々に悲惨な立場から逃れられた試合」ドイツ・ブンデスリーガ第29節 フランクフルト-ボルシアMG

昨晩は、香川の久々のゴールに岡崎の2ゴールという嬉しいニュースがあったんだけど、昨日は朝からとあるイベントに出ていて疲労&酒でとてもその時間まで起きていられず。金曜に行われたフランクフルトの試合を観戦。その試合も半分寝ながらだったので細かい内容については省略。

試合結果は0-0だったけど、ドルトムントを粉砕したボルシアMGの強力なサイド攻撃でフランクフルトの守備は何度か崩され、サイドから中へ合わさせるパターンで何回か決定的なシュートを打たれたがGKトラップのファインセーブでフランクフルトは良く凌ぎ切った。

リーグの得点ランクトップのマイヤーが怪我のため右膝を手術して今季絶望になったのは、得点力としては大きな痛手だけど、あんまりプレスには行かない選手だったので守備力という点ではかえってフランクフルトにとってはプラスになったかもしれない。

逆にフランクフルトのほうにも、カウンターなどからアイグナー、セフェロビッチ、バルデスが絶好の決定機があったんだけど枠を外したりして得点ならず。フランクフルトは全体的に押されてはいたが、得点チャンスの数自体はボルシアMGと互角だったように思う。

長谷部については、ボランチでコンビを組んだメドイェビッチが、普段の長谷部がやってるようなアンカー的なポジションを取っていたので、長谷部はいつもより動いてボールに絡み、フランクフルトが繰り出すカウンターの原動力になっていて、久々に悲壮感のない長谷部を見ることが出来たように思う(笑)。乾は残念ながら出番無し。

これでフランクフルトはパダーボーンに勝ったドルトムントに抜かれてリーグ9位となったが、勝ち点36はもう残留争いという面では完全な安全圏だろう。ただし、ヨーロッパリーグ出場権を得られる6位のシャルケまでは勝ち点5の差があるので欧州戦は難しい状況か。

日本人選手が所属するチームでは、勝ち点34のマインツ、ケルン、ヘルタも大丈夫だろう。29のハノーファーはまだ予断を許さず、26のシュツットガルトは何とかプレーオフ圏内に入ればというところで厳しい。まあ、全員セーフというのは無さそうな感じではある。

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