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「うん、やっぱり長谷部はマゾなんだと思う」ドイツ・ブンデスリーガ第27節 フランクフルト-ハノーファー

もう昨晩のうちにハノーファーは次の28節をこなしているので、この2-2で終わった試合については簡単に各日本人選手の感想だけを書くことにする。つーか、日本人4人が先発出場って既にもう珍しくも何とも無い日常になっているという事実には改めて驚くよね(笑)。

まずはフランクフルト側から長谷部について。いつもならフランクフルトの広大な中盤の中を1人で右往左往する悲惨な姿を見せつけられるものなんだけど、この試合はボランチの相方が常時行方不明のシュテンデラじゃなくてキッテルだったのもあって、いつもよりはゆったりとプレイし、少しミスはあったが総じて気の利いたカバーと展開パスを見せていた。でも、必死でカバーに走り回って大声で味方を鼓舞しているほうがイキイキとしているように見えるのは自分だけか?

乾については、対面だった酒井宏樹が好調で盛んにオーバーラップを仕掛けていたので守備に忙殺され、サイドではあまり存在感を出せず。時折中央に切れ込んだ時にはバイタルで良いアクセントにはなっていたが、この試合はマイヤーの出来がイマイチで中央で基点が作れず、そういう回数も少なかった。70分で交代。

ハノーファーに移って清武。後半23分にCKからマルセロが頭で合わせてアシストを記録したが、まああれだけセットプレイがあれば1つは決まるよねという感じ。4-1-4-1のインサイドハーフで比較的トップ下に近い形でプレイしていたが、アシスト未遂はあってもシュートの場面はなかなか作れず。全体的にはあまり目立つ出来ではなかった。

酒井宏樹はチュニジア戦の怪我が嘘のように活発な動き。何度も鋭いオーバーラップを仕掛け、対面の乾を圧倒。アシストになっておかしくないクロスもあった。縦に早くボールを動かすハリルホジッチの指導の影響なのか、今まであまり見られなかったSHへの縦パスも出したりしていた。あまり好調な時期が続かずムラが出やすい欠点があるのだが、今度こそは長続きしてもらいたい。

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