旧閑ガゼッタ

「組織としての強度がさらに問われる試合」JALチャレンジカップ ウズベキスタン戦展望

今晩は、ハリルホジッチ監督が指揮する2試合目となるウズベキスタン戦がありますね。しかし、どうもキリンチャレンジカップという名前に慣れ親しみすぎたので、JALチャレンジカップという名前になるとA代表の試合じゃ無いような気がして仕方ありません(笑)。

前日練習で行われた13対13のミニゲームで赤のビブスをつけたのが、西川、内田、森重、水本、昌子、太田、今野、青山、柴崎、香川、本田、乾、岡崎という事で、このメンバーが先発を有力視されているようですが、個人的にはまだ分からないと思っています。

GKを除くフィールドプレイヤーのうち、上のメンバーとチュニジア戦に出場したメンバーを除くと、まだ大迫と酒井高徳が残っていて高徳は右SBも出来ますから、怪我持ちの内田よりも優先は高いんじゃないかと思います。そして岡崎と本田、香川については実力は既に分かっているので、テストという意味ではあえて先発する必要性は無いんじゃないでしょうか。

ただ、吉田と長谷部を抜いたメンバーの守備力、特にボランチが柴崎と青山になった場合は守備のインテンシティという面で不安があるので、勝負にこだわるのであれば海外組を使って前方のキープ力を確保し、ポゼッションを高くしてコンパクトさを保つ方策を取ったほうが良いかもしれません。

チュニジアとは違ってウズベキスタンは実際に今後アジア予選で対戦する相手であり、与し易いと思われるよりはガツンと一発先制パンチを食らわせるほうが今後の戦略的には正しいという面があるので、ハリルホジッチ監督がテストと勝負のどちらを優先するかによるのではないかと思います。

ハリルホジッチ監督としては、チュニジアよりも攻撃力で劣るウズベキスタンはさらに自陣で固く守ってくるでしょうから、そういう相手にブラジルW杯ギリシャ戦のようにゆったりパスを回してクロスを上げているようでは得点出来ないのは分かっているはず。おそらく、相手が守備陣形を整えるそのさらに前のタイミングを狙って、ゲーゲンプレッシングから電光石火で攻め切るサッカーを目指す事は確実でしょう。

いずれにせよ、大きな展望としてはチュニジア戦からは変わらないものの、個人としてどうかではなく組織としてどういうサッカーを目指すのか、そういう方向性をハリルホジッチ監督はこのウズベキスタン戦できっちり示してくるのではないかと思うので、そこを一番の楽しみにして試合を見たいと思っています。