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ハリルホジッチ監督初陣、チュニジア・ウズベキスタン戦日本代表メンバー発表!

ハリルホジッチ監督の初陣となる、3/27のキリンチャレンジカップ・チュニジア戦、3/31のウズベキスタン戦のメンバーが、本日午後2時に発表されました。

メンバーは以下のとおり、(B)で付加したバックアップメンバーを含めると相当な大人数になりましたね。

GK

DF

MF

FW

まず大きなニュースとしては、永らく代表の指揮者として君臨していたガンバの遠藤が落選した事ですね。

ハリルホジッチ監督自らが言及したように、ロシアW杯に向けて年齢的に難しいという点が大きいのでしょうが、個人的には遠藤が入ると「遠藤のサッカー」になってしまう影響力の大きさを、ハリルホジッチ監督が嫌ったんじゃないかと穿ってます。同じ事は本田や香川にも当てはまりますが、ボランチはチームの骨格であって取り替えが効かないポジションですからね。その意味で、柴崎が担う責任は相当重いように思います。

そしてもう1つは、運動量が無くてハリルホジッチ監督のサッカーには合わないんじゃないかと思われていた宇佐美の選出。他にもガンバからは大森と藤春、川崎からは車屋という守備力に難がある選手が選ばれている点は注目です。

彼らはさしずめ「矯正枠」といったところでしょう。かつてオシムが遠藤に対して走る事を覚えさせ、そこから一気に代表の主力としてブレイクしたように、欠点を修正できれば潜在的なポテンシャルを発揮できると思っているのではないでしょうか。

今回はバックアップメンバーとして何人かが呼ばれていますが、今野や内田、長友といった怪我人を含めてどちらかと言うと実際に使うためというよりは、手元に呼んで実際にプレイを見たり、監督の考えを直に伝えるための招集でしょう。

追記:バックアップメンバーは原則的に合宿には呼ばないそうです。と言う事は、チャンスがあるんだよというメッセージって感じでしょうか。

あと欧州組からは、原口、細貝、山田大記、田中順也といったあたりが落選しました。カールスルーエでも好調な山田大記は是非呼んで欲しかったのですが、おそらくまだ監督の元に情報が十分入ってないせいじゃないかと。

まあとにかく、3月の2試合がこれで楽しみになりました。これから実際に練習が始まって、ハリルホジッチ監督がどういう基準で先発メンバーを選んでくるのか。その結果をワクワクしながら待ちたいと思います。

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