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いよいよ大詰めの日本代表監督選考

この土日はちょっとした旅行に出ていたので土曜は当然の事、日曜も疲れのせいか試合を見ている間に久々の寝落ちを食らってしまいました。

これじゃ3日連続でサッカーを見ない、2日連続で更新がないという自分にしてはあるまじき(?)状況になってしまうので、そろそろ大詰めを迎えつつある日本代表監督選考について。

一時はピクシーやらレオナルドやらとビッグネーム好きが喜びそうな人名ばかりマスコミから出ていましたが、ここに来てラウドルップを押しまくっていたスポニチは若干トーンダウン、報知はあのタブロイド紙デイリー・メールからモイーズなんかを引っ張ってきてまだ元気な様子ですが、ニッカンではハリルホジッチ氏とミチェル氏に絞ったとの記事が出ていますね。

ハリルホジッチ氏は言うまでもなくブラジルW杯でアルジェリア代表を率い、韓国とロシアを退けて堂々の決勝トーナメント進出を決めた監督で、ベルギーやドイツといった強豪を苦しめた試合を見ても守備組織の構築については確かな手腕を持っている事は間違いありません。ただしアルジェリアは、田中順也がいるスポルディング・リスボンに所属するスリマニを始めとしてロングカウンター向きの人材が揃っていたので、そういう選手がいない日本でどういうスタイルを築くのかが注目点です。

そしてミチェル氏。WOWOWに入ってないのでスペインリーグが見られず、ヘタフェでどういうサッカーをやっていたかは実際には分かりませんが、レアル・マドリー出身の選手らしく基本的にはポゼッション指向で、練習も戦術的な形が多いという情報があるので、ハリルホジッチ氏よりも攻撃的と言えるかもしれません。今の日本代表にとってはその良し悪しはともかく馴染みやすいスタイルではあるでしょう。

ただし懸念点としては、ハリルホジッチ氏はボスニア・ヘルツェゴビナ、ミチェル氏はスペインと、どちらも八百長の本場と言える国の出身であること。まあ、今の時代八百長と無縁なリーグといえば日本やアメリカぐらいしか確実性が無い状態で、出身国で限ってしまったら選択肢は限りなくゼロになっちゃいますからね。ハリルホジッチ氏の場合はオシムと親交があるので、そういう意味では心強い点でもあります。

あまり良い評判を聞かないラウドルップ氏はともかく、スパレッティやビエルサはおそらく彼らが望むサラリーは無理でしょうし、この2氏が現実的な選択なのかなと思いますが、はてさて。

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