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「アジアカップまではアギーレ続投でひとまず決定」ドイツ・ブンデスリーガ第16節 1FCケルン-マインツ

ほぼ毎日サッカーの試合を見ていると、たまにどうにも戦評を書く気が起こらない箸にも棒にもかからない試合というのに遭遇してしまうのだが、この試合は間違いなく今シーズンのワースト候補に挙げられるようなお寒い内容だった・・・

例えばマインツは、アウェイという事を差し引いても守備ゾーンが低く、一応フォーメーション表記では4-2-3-1になるのだが実質的には4-5-0-1といった有様で、ボールを奪うとビルドアップも糞もなく適当に前へと蹴り出しては跳ね返されたり追いつかなかったりで、たまにラッキーな事に岡崎へとボールが渡ると一生懸命全身でボールキープしようとするのだが、2列目のアラギ、マリ、サンペリオがさっぱりフォローに行けず、たまに前を向いてボールを持ったと思ったらドッカン宇宙開発という具合で、昨晩の寒波よりも寒々しいプレイを見せつけられてしまった。

マインツのチャンスらしいチャンスといえば、時々ガイスが蹴るFKと、後半31分にマリからのスルーパスをゴール右で受け、トラップでDFを交わして放ったもののクロスバーに当たったシュートぐらいで、よくこれで岡崎は腐らずに毎試合前線で走り回り続けられるなと感心するぐらいだった。

相手のケルンもまたマインツと似たり寄ったりで、前半8分にオフサイドと判定されてしまったFKからのゴールはあったが、こちらもひたすらトップのウジャにボールを蹴り込んでセカンドボールを拾うのみの攻撃で、大迫はベンチ入りするも出番は無かったのだが、正直言ってこの中に彼が入ってもボールは来ないしやる事も無いだろうなと溜息をつかざるを得ない大味サッカーだった。せめて長澤が入れば多少は中盤のパスワークが見られるのにと思うのだが、まだ試合に出られるコンディションじゃないのだろうか。

うーん、しかし他に書くこと無いね(苦笑)。あ、ひとまず協会は賢明にもアギーレ支持を打ち出してくれたようで良かったなと。マスコミが振り上げた拳をどう収めるかは知らないけど。

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