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「Jリーグもいよいよ北信越の時代が来る?」J2昇格争いの行方

先日松本山雅の試合を見たので、無料放送のうちに同じ信州勢であるAC長野パルセイロとSC相模原の試合を見てみました。

と言っても、昨日は酒を飲んで帰ったので正直なところ試合内容については相当うろ覚えで戦評は書けません。申し訳ないっす。でも青空が広がった佐久総合運動公園陸上競技場には4000人以上のお客さんが詰めかけ、スタンドは低いですが見た目は満員な感じでとても良い雰囲気だなと思いました。

その長野はJ3で目下J2への昇格争いの真っ只中であり、順位表を見ると首位はツエーゲン金沢、2位が勝ち点4差でAC長野パルセイロ、3位がさらに3差でFC町田ゼルビアと、1つの自動昇格枠、1つのJ2ブービーとの入れ替え戦枠を巡って三つ巴の激戦になっています。4位は昨期J2だったガイナーレ鳥取ですが、長野とは勝ち点で10の差があり、残りが4試合という事を考えると可能性はほぼ無くなったと見て良いでしょう。

ただ、上位3チームの直接対決が残っていないので長野と町田は金沢が取りこぼすのを待つしか無く、金沢がプレッシャーで潰れる可能性はゼロではありませんが、実質的には2チームによる入れ替え戦争いだと言えます。しかも勝ち点差こそ3ありますが得失点差は町田が4上回っているのでほぼ勝ち点2差の争いと言って良く、最終節までもつれる可能性が高いです。

そして入れ替え戦の相手となるJ2ブービーの行方ですが、最下位のカターレ富山は勝ち点19でほぼ自動降格が決定し、その上の21位カマタマーレ讃岐が勝ち点31、20位の東京ヴェルディが35、19位のザスパ草津が44なので一応ヴェルディまでは可能性はあるものの、まず讃岐に決まりそうな気配です。

しかしこれで金沢と長野がJ2に昇格したら、松本はJ1に上がったとしても新潟を含めてJ1とJ2リーグに北信越勢が4チームになるんですね・・・金沢は一度チーム崩壊の危機に陥った時期がありましたし、長野は松本がJリーグに上がれば県の支援を失ってプロ化を断念するのではと噂されていただけに、新潟を除けば揃って6年前は地域リーグでくすぶっていた事を考えると隔世の感がありますな~。

金沢と長野には観客動員数やスタジアム条件、財務状況などを含めて合格とみなすJ2ライセンスが既に交付されているとは言え、昇格決定は正式加盟の認可が本当に決まってからにはなってしまいますが、これからの4試合+入れ替え戦の結果が楽しみですね。

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