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「もはや完全にエースストライカーとしてマークされる岡崎」ドイツ・ブンデスリーガ第5節 フランクフルト-マインツ

昨日は給料日後の週末という事で飲みに行っていたので、試合の詳細については省略と言う名の記憶喪失(笑)。で、簡単に3人が出場した日本人選手についての感想だけ書いてみる。

まず長谷部については、前半はアンカーとして出場したのだが日本代表でもよくやらかしている、後ろ向きでボールを受けてロストするという危ないミスがあってイマイチだったが、後半からは左のインサイドハーフとしてプレイ、そこからは前線と中盤のつなぎ役として怪我明けながら良く走り、マイヤーへのアシストとなる鋭いスルーパスを見せるなど蘇った。アギーレジャパンではアンカーとして考えられているっぽいが、やはりインサイドハーフでこそ生きる選手であるように思う。

乾はプレシーズンマッチではトップ下としてプレイしていたようだが、チームの戦術が4-1-4-1に固まってからはウイングとしてプレイするようになっている。が、乾のプレイスタイル的には右サイドだとドリブルから中へのスルーパスという形に偏ってしまい、クロスも精度がイマイチ。持ちすぎのロストもしばしばで、どうもドリブルで考えてしまう時間があると良くない傾向があるように思う。そういう意味でもトップ下で使って欲しいんだけどなあ・・・まあこの試合でも決定的なシュートを相手に当てて外しているし、ゴールゲッターというわけでもないので使うどころが難しいのは確かだけどね。

それに対して岡崎は安定のゴールゲッターぶりで、この試合でも44分に相手の左SBからボールを奪って一直線にドリブルで持ち込み、ブラジル人選手のようなGKの股を抜くアウトサイドキック(本人的にはミスらしいが(笑))という落ち着いたゴールを決めて絶好調。相手の肘打ちで流血し、後半は相当なハードマークを受けて足を打撲し昨晩のホッフェンハイム戦を欠場するなど、もはや完全にエースストライカーとして最重要対策を受ける存在になっている。怪我だけは心配なので、そろそろ頑張り過ぎない事を覚えるのも必要かもね(笑)。

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