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「ひとまず勝利という結果は欲しい」キリンチャレンジカップ ベネズエラ戦展望

今日は出張明けで報告やらミーティングやらでバタバタしていたので、明日のベネズエラ戦に向けて軽く展望。

アギーレジャパン初陣となったウルグアイ戦で0-2で完敗した後を受けてのベネズエラ戦。やはり力量的にはウルグアイから比べるとやや落ちる相手なので、ウルグアイ戦で世間を失望させたアギーレジャパンとしては是が非でも勝っておきたいところ。

とは言え、まだあくまでアギーレ監督にしてみれば選手のお試し状態。ウルグアイ戦との2戦で招集した23人を使いたいという言葉通り、大幅にメンバーを変えてくるはず。

練習試合の主力組では、酒井高徳、水本、吉田、長友の4バックに、中盤が柴崎、森重、細貝、3トップが柿谷、大迫、本田というメンバーになったらしいが、おそらくこれに限りなく近いメンバーでのスタートになるのではないだろうか。

各ポジションで第1戦に続いて先発している長友、吉田、森重、細貝、本田といったメンバーについては、アギーレ監督にとってもこのあたりの面子がアジア大会に向けての中核メンバーと考えているのだろう。そこに残りのポジションを使ったどういう肉付けにしていくのかが、今後は注目されるところである。

その点で見ると、ウルグアイ戦で露呈したのは中盤でボールを受けて前へ運べる役割が不足したために岡崎のショートカウンター能力が活かせなかった事で、そこをパスをさばける柴崎とロングカウンターが得意な柿谷を入れてどう内容が変化するかという部分を見てみたいところ。

また、第1戦では後ろを向いてのボールキープ役になってしまっていた本田は、本来であればミランのようにサイドの高い位置でボールを受けて展開の基点として働くべきであり、そのためにも本田をフォローする位置にいる細貝のコンビネーション、本田へサイドチェンジを送る役割となるべき柴崎の働きが重要になって来るだろう。ザンビア戦で苦汁をなめた西川のビルドアップへの貢献、ハイラインを維持するカバーリングにも期待したい。

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