サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

アギーレジャパンのキーワードは「守備・若手・4-3-3」

今日の16時30分より、JFAで日本代表監督に就任したアギーレ氏の記者会見が行われました。第一印象から言うと、リップ・サービスもありの質問を煙に巻く部分がありの、やはり百戦錬磨の監督だなという感じで、個人的にはなかなか頼もしい印象を持ちました。

おいおいニュースサイト等で会見全文はアップされるでしょうが、会見の中継を聞いていて(見ていてではない点がミソ(笑))今後の代表チーム作りのキーとなりそうなポイントがいくつかありましたね。

まず選手選考については、将来性があって国を背負う気持ちのある選手、チームとしてプレイし、試合に貢献出来る選手と語り、11人全員が攻守に貢献できて走る選手、守備であれば守るだけではなくてすぐ攻撃につなげられる選手、という条件を挙げていました。そして、五輪代表などユース世代の育成に興味があると言ってましたね。

これを見ると、やはりメキシコ代表のように攻守の切り替えが早く、走力があって、局面でしっかり体を張れるチームにしたいという事がわかります。ただ、現状の日本でそういうプレイを見せている選手がどれだけいるかというと心もとない部分はありますが、チーム作りには時間がかかるとコメントしていたのを見ると、トルシエのようにそういう部分も含めて若手から抜擢し、直接育てる事を考えているのかもしれません。

本田、香川、長友以下の世代とその下とでは海外での実績、経験値にギャップが出来ている現状では、ザックのように選手を尊重したチーム作りよりは若手をビシバシ鍛えるほうが良いと個人的にも思っているので、そういう方向性であれば歓迎したいところですね。

そしてフォーメーションは4-3-3がベースで、試合展開によって3バックや5バックに変化させるという話。4-3-3だと、いわゆる中盤のセンター、アンカーポジションに配置する選手によってサッカーの質が決まってくるので、誰をここに抜擢するかでアギーレジャパンのカラーが決まって来そうです。一番手と思われる山口が怪我なので細貝か高橋秀人か・・・まずはウルグアイ戦の先発に注目ですな。

追記:

なんと産経新聞がもう会見全文を発信してました。速い!

モバイルバージョンを終了