旧閑ガゼッタ

「気持ちが切れては結果は絶対にやって来ない」ブラジルW杯グループG ポルトガル-ガーナ

もう今朝からベスト16の試合が始まっているけど、生活リズム的に生観戦は厳しい時間帯なのでまだグループリーグの試合について。

どちらも自力でのグループリーグ突破が難しいとはいえ、ドイツが空気読んで引き分けにするはずもないので、得点を積み重ねられればまだどちらにもチャンスがあった試合だったのだが、既に試合前から諦めがあったかのような締りのない内容になってしまい、結局ドイツがアメリカに1-0で勝ったにも関わらず、ポルトガルの2-1という結果に終わってしまって得失点差での敗退になってしまった。

ガーナはここに来てアフリカ勢の持病である内紛が勃発してボアテングとムンタリという中心選手2名が代表から追放。そのせいか、今までの試合のようなコンパクトさがあまり見られず、縦に広がったSHとSBの間でポルトガルに基点を作られ、試合は圧倒的にポルトガルがボールを支配する。そして、31分にクロスに足を出したボイェのオウンゴールで失点。

ポルトガルは後半からクリスチャーノ・ロナウドをエデルとの2トップの位置に上げて、4-1-3-2のような形で攻勢を強め、エデルはポストプレイでナニはチャンスメイクでロナウドにボールを集めて得点を積み上げるプランに出る。

ところが、ポルトガルはせっかく訪れた大量得点のチャンスにクリスチャーノ・ロナウドがことごとく決定機に外してしまう。少なくとも8回ぐらいはビッグチャンスがあったように思えたのだが、結局決めたのはガーナGKがクリアミスをして高く上がったボールをどフリーで蹴りこんだゴールのみ。それも80分だったのだから、まだ可能性は残っていたはずなのだが、ロナウドは特に急ぎもせず淡々とプレイを続けてしまっていた。

あくまで推測だけど、ロナウドはグループリーグでのチームの戦いぶりを見て、この実力では優勝は無理だと割りきってしまっていたのがプレイに出ていたような気がする。チャンピオンズリーグ、バロンドールと取って来たスーパースターにあっては、単なるグループリーグ突破だけではモチベーションが保てなかったのかもしれない。まあいろんな意味で残念な試合だったね。