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「日本は1勝1分1敗で敗退?」ブックメーカーのオッズで占う日本のワールドカップ

私自身は、昔からくじ運が悪くてまともな懸賞に当たった事がないし、負けると後まで引きずるタイプなので賭け事は向かないと悟ってギャンブルの類は全くやらない人なんですが、サッカーに対するブックメーカーのオッズは結構注目していたりします。

毒舌芸人のセルジオ越後が3戦全敗だ、炎上芸人の杉山茂樹がゼロベースだと拝金駄文をまき散らしていたりしますが、ブックメーカーのオッズはある意味自分たちの人生がかかっているだけに、両芸人とはレベルの次元が違って真剣そのものです。

2010年W杯の場合、大会前の優勝オッズはブラジルとスペインが1位、準優勝だったオランダは6位でした。日本については、日本対カメルーンが日本の勝ち4.0:ドロー3.3:カメルーンの勝ち2.1(数字は倍率)で、日本対オランダがそれぞれ10:4.5:1.5、日本対デンマークが3.3:3.4:2.1でした。オッズだけで言えば3戦全敗でしたが2戦で不利をひっくり返しました。まあ、あの時の大会前の惨状を見れば仕方ない事ですし、当時の日本の戦い方では先制点を奪われたら逆転は無理だったでしょうからね。

ちなみにベスト16の日本対パラグアイは3.5:3.2:2.1。パラグアイがPK戦で勝ち抜けましたがブックメーカーの結果としてはドローで3.2倍の報酬でした。倍率的にはデンマーク戦と同じような感じだっただけに残念感が募りますね。

さて2014年のオッズを見てみますと、優勝オッズについてはブラジルの4.0を筆頭にアルゼンチン、ドイツ、スペイン、ベルギー、フランスと続いてますね。グループCのコロンビアはイタリアらと並んで7位という高評価。イングランドも7位だけどちょっとこれは無理があるのでは・・・まあイギリスはブックメーカーの本場だけにイングランドのお客が応援でたくさん賭けているんでしょうけど(笑)。

日本の優勝オッズは126。数字としては大きいですが、順位的にはコートジボワールと一緒で15位と半数よりも上、下を見ればアメリカやクロアチア、メキシコと日本が負けそうな国がいたりします。いや、これはかなり高い評価で恐縮しますよね。

グループリーグの対戦については、日本対コートジボワールは2.9:2.9:2.5とわずかにコートジボワール有利、日本対ギリシャは2.4:3.4:2.62とさらに僅差で日本勝利、日本対コロンビアは4.5:3.4:1.73というオッズで、数字だけを見れば1勝1分1敗ですが、コートジボワールが日本とギリシャに勝利予想なので日本は3位のグループリーグ敗退になってしまいました・・・コートジボワール戦のオッズが僅差なので、ここさえひっくり返せば決勝トーナメントの範疇に入れます。やはり何よりも初戦が大事という事がブックメーカーの状況からも裏付けられましたね。

他のグループを見てもグループCほど僅差のオッズが並んでいるところは無いので、日本のグループが最大の激戦と認識されているのは間違い無さそうです。そういう評価を覆す活躍を期待したいですね。

サッカーに賭ける William Hill

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