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「例えは悪いけどベトナム女子代表のよう」J1第14節 鹿島アントラーズ-徳島ヴォルティス

昨日はとあるイベントに朝から晩まで参加してヘロヘロだったので、朦朧としながらの観戦だったので簡単に。

徳島の試合はJ1に昇格したから見たのは初めてだったんだけど、正直言ってこれでJ1残留は相当厳しいなと思わざるを得なかった。

例えはあんまり良くないけど、昨日見た女子アジアカップのベトナムがちょうどこんな感じだったのかなと。とにかく5バックで守備の穴を開けないようにマークとポジションシフトを丹念にこなしているんだけど、とにかく各選手が守備で付いて行っているだけなので高い位置でボールが取れない。

ボールを奪っても自陣の低い位置がほとんどなので、カウンターの時に前線の選手にボールを当ててもリターンからオープンスペースへと展開するパスのつなぎの途中で必ずミスが出て攻撃がストップしてしまう。一気にロングボールを蹴りだしてスピードで勝負できるFWがいれば低い位置でボールを取っても可能性はあるだろうが、そういう人材が居ない以上はこの守備では相当厳しい。せめて2列目とボランチの位置でサンドイッチして奪えるようにならないと。

この試合では何故か徳島GK長谷川の守備範囲にことごとくシュートが飛んで行ったのと、鹿島は1点を取ってからあまり攻撃のペースが上がらないまま90分が過ぎてしまった事で最小得点差で終えられたが、こういう守備の仕方をしているようではこの先も点は取れそうにない。サッカーとは攻守一体のスポーツだからね。

夏場になって各チームの運動量が落ちてパスミスなどが増えて来るようになれば、徳島にも勝てるチャンスは出て来るのかもしれないが・・・果たしてこれからどう守備をブラッシュアップして行くのか小林監督のビジョンを聞いてみたいところだ。

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