5/7に行われるブラジルW杯出場メンバー発表の前としては最後になる、4月7日から千葉県内で始まる日本代表候補合宿のメンバーが発表されました。
GK
東口順昭(G大阪)、林彰洋(鳥栖)、権田修一(FC東京)DF
水本裕貴(広島)、槙野智章(浦和)、山下達也(C大阪)、安田理大(鳥栖)、塩谷司(広島)、鈴木大輔(柏)、今井智基(大宮)、昌子源(鹿島)MF
青山敏弘(広島)、高橋秀人(FC東京)、長谷川アーリアジャスール(C大阪)、柴崎岳(鹿島)FW
豊田陽平(鳥栖)、川又堅碁(新潟)、高萩洋次郎(広島)、小林悠(川崎)、斎藤学(横浜M)、工藤壮人(柏)、原口元気(浦和)、南野拓実(C大阪)
遠藤や柿谷、今野、山口、西川といった国内組の常連に加え、中村憲剛や駒野、伊野波らのサブ候補も選ばれておらず、若手中心のメンバーを集めて実際にザックが近くでプレイを見る狙いがメインで、実際にここからW杯の23人の中に入る選手はそれほど多くないのではないかと思います。
ただ。可能性がゼロかというとそうではなくて、現在重い怪我をしてしまっている内田、長谷部、吉田麻也の復調が間に合わなかった場合に、この中から抜擢される選手が出て来ることは間違いないでしょう。長谷部の代わりは青山が濃厚そうではありますが、CBとSBはそこまで確定してないでしょうし、伊野波の地位もおそらく安泰ではないので、ポリバレント枠として槙野や塩谷あたりのチャンスは大きそうです。
そして2列目の選手も当確なのは香川、本田、岡崎ぐらいで、サブ組の筆頭として清武はいますが、乾が全くクラブで試合に出ていない状態ではドリブラー枠が完全に空いています。間違いなく齋藤、原口、南野の中から1人は選ばれるのではないでしょうか。
あとは第3GKの争い。川島、西川は堅いとしても権田の立場は確定とは言えず、林や東口とは横一線ではないかと思います。
まあ、彼らには当然ブラジル以降にもチャンスは残されているので、変にザックの目や戦術を気にせず思い切って持てる実力を発揮してもらいたいですね。