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アメリカンスポーツとサッカーを比較し、我が暮らし楽にならざりじっと手を見る

昨日は、何となくサッカーを見る気にならなくて先日行われたアメフトのスーパーボウルを見ておりました。

で、いつも1試合分のサッカー観戦に使う時間と比較すると、試合前のセレモニーと前半、ハーフタイムショーだけで終わってしまいました(笑)。

時間があまり無くて選手個人の出来だけを見るのであれば、サッカーの場合は1.5倍速で見る手もあったりするのですが、アメフトを1.5倍速なんかで見てもプレイが全然分かりませんからね。それも試合がイエローフラッグだとかチャレンジとかタイムアウト、ターンオーバーとかでブツブツ切れるので全部で1時間なはずの試合がトータルでは3時間強になってしまいます。アメリカで見る場合は、それら合間にCMがガンガン入っているんでしょうが、BSで見てたら単に何もしない時間なのでダレてきますよね。でも、だんだんそのうちダレながら見るのも悪くないなと思ってくるのがまた不思議です。

だいたい、MLBにしてもNBAにしてもCMをゲームの切れ目に入れられる事が前提の作りになってますし、人気のあるモータースポーツのNASCARは500マイルもの距離をオーバルコースでひたすらグルグル回ってるだけですし、同じく人気のゴルフは言うに及ばずで、基本的にながら見で長時間楽しむスタイルが根強いんだなと思います。NFLも1プレイのスピードは速いけどもその後に必ず解説入りのリプレイが入るので、トイレで席を離れていてもリカバリー出来たりしますが、これがサッカーだとそうは行きませんからね。

チーム経営の面でも、リーグの昇降格が無くてサラリーキャップ制度やウェーバー方式のドラフトで戦力均衡が図れるようにしていますし、弱肉強食のピラミッドを形成する欧州サッカーリーグと正反対の思想になっています。

共存反映、娯楽重視というアメスポの観点にもメリットは多々あると思いますが、結局それはスーパーボウルやワールドシリーズ、NBAプレイオフなど自国内で競争が頂上完結しているから出来る手段であって、日本のプロ野球が直面していますが視聴者が井の中の蛙状態に気づいてしまうと一気にハリボテ化してしまいますからね。

だからと言ってJリーグの欧州に対するマイナーリーグ化が良いとは言えないし、結局どちらの道を選ぶにしても、お金が無いとお話にならないな~という身も蓋もない結論に達してしまったのでした。駄文ですいませぬ。

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