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インテル、マンU、ミランの冬の移籍市場雑感

いきなり本田とセードルフ監督の入団という派手な花火をぶち上げた今冬のミランの補強ですが、その後も地味ですが堅実な成果を出しているようですね。

まずはあのエッシェンを本田と同様に移籍金無しで獲得。チェルシーでは出番を失ってはいましたが、まだ31歳と老けこむ年ではありませんし、現状はデ・ヨンクしか居ない守備的ボランチの層が厚くなるのは確かでしょう。そしてクォリティ的に物足りないノチェリーノはレンタルでウェストハムに放出。

そして2列目の選手であるモロッコ人ターラブを獲得。本田とポジションがかぶる選手ではあるが、4-2-3-1では右SHを出来る選手が事実上本田かカカーしか居ないので、どのみちバックアップは必要。2列目なら左でも出来るので、エル・シャーラウィが復帰したらバックアップにも使える。現在の左SHはロビーニョがやっている事が多いが、プレイスタイル的に多分セードルフ監督の好みには合わないはずなので平行使用されるかもしれない。

あとは今日決まるかどうかと言われているのがビアビアニー。パルマとの間でザッカルドやサポナーラとトレードするのではないかと言われてますが、SBの層が薄い上に持ち味がターラブとかぶるのでちょっと解せない感じはしますね。

スーパースターはセードルフのみ(笑)というのはクラブの格からして寂しい物はありますが、本田を筆頭に弱い部分をきちんと補填できているのは夏の汚名を返上する勢いを感じますね。

それに比べると?マークが付くのがマンUとインテル。香川を機能させられない癖に同じ属性のマタを取るとは噴飯物だし、その上大穴になっているボランチとCB、SBを取らずに2列目選手のクロースを取りに行っている噂が出ていて、もう阿呆かと馬鹿かと。

インテルはやっとこさサイドのダンブロジオを獲得し、さらにはナニやエルナネスを取るとの噂は出ていますが、グアリンの移籍をこじらせ、その割に至急要件である得点力のあるFWがちっとも取れてません。

ま~、ビッグクラブ界隈における後半戦の楽しみは香川のCL出場とミランのEL圏獲得ぐらいしか無さそうですなあ・・・

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