サイトアイコン 旧閑ガゼッタ

フォルランがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

とまあビートルズの懐かしい邦題をもじってタイトルをつけてしまいたくなるぐらい浮かれているわけですが、本当にフォルランがセレッソへやって来るとは本当に驚きましたね!

最初に移籍の噂が出てから、セードルフがミランの監督に就任したために戦力が低下したボタフォゴが横槍を入れて来たとか、MLSクラブや他の金満アジアクラブが競合して来たとの情報が飛び交い、かなり途中で悲観的な見方が漂っていただけに驚きです。

Jリーグにやって来たワールドクラスの大物外国人選手としてはユングベリ以来という事になりますが、ほとんど実戦では使い物にならなかったユングベリに比べて、フォルランは2010年W杯得点王&MVP、先の日本代表との試合でもこっぴどくやられたのも記憶に新しく、まだまだ世界一線級の実力を持ったバリバリの現役である事は間違いありません。

ケチケチと呼ばれて久しいセレッソが、年俸で2億とも言われるフォルランを獲得できた背景としては、南米や東南アジアでの事業展開に意欲を見せているヤンマーが、ACL出場でのメディア露出や現地での広告展開にフォルランを使う思惑があるからではと言われていますね。

また、柿谷や山口、南野らが代表クラスにまで上がってメディアに取り上げられた事で、セレ女と呼ばれる女性人気の高まりやマスコミへの露出度アップ効果の旨味が、ようやくタイガース文化にどっぷり染まりきった関西のスポンサーにも理解されるようになって来たのかもしれません。

フォルランのプレイスタイルは、左右両足で強烈なシュートを打てる技術とパワーもさることながら、周りを上手く使ってシュートまでの形に持っていける器用さを兼ね備えており、その意味では柿谷や南野とのコンビネーションが本当に楽しみですし、若い彼らにとってはフォルランのプレイを近くで見る事だけでも大変な勉強になるはずです。

そして何よりセレッソ自体の動員はもちろん、アウェイの動員にも期待でき、さらにJリーグがメディアに注目される力になってくれるのではないかと思っています。まずは開幕のサンフレッチェ広島戦での盛り上がりが楽しみですな!

モバイルバージョンを終了