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本田、丸岡、大迫・移籍三題

年が明けて、そろそろ欧州各国のクリスマス休暇が終わるに連れて、日本人選手の移籍話も活発化していますね。

まずは何より、昨日ミラノ入りした本田選手について。今朝の深夜にミラノ・マルペンサ空港についたそうですが、早速日伊の報道陣が凄い事になっていて空港はパニック状態だったそうですね。

木崎さんのツイートからもその戦場っぷりがヒシヒシ伝わってきます(苦笑)。ミラン公式は「Welcome Keisuke」画像がトップですし、スカパーも記者会見や次のアタランタ戦を無料中継、出場が濃厚なサッスオーロ戦については専用カメラを用意する鼻息の荒さでしばらくフィーバーは収まりそうにありません。

そして、「香川二世」を期待されて(?)ドルトムントへの期限付き移籍が決まって渡独した丸岡選手。別のサイトでプレイ集の動画を見ましたが、軽快なテクニックで足元にボールを収めて的確にパスやシュートを放つ、まさに香川チックなプレイを信条とするタイプで、運動量も豊富らしくていかにもクロップ好みだなあという気がしました。

ドルトムントはボランチの軸であるギュンドアンが怪我がちで中盤の構成力に難があり、ギュンドアンの契約自体もまだ延長が決定していない事から、意外とトップチームでのデビューが遠くないかもしれません。

そして最後は1860ミュンヘンへの移籍を決めたという報道があった大迫について。W杯まであと半年というタイミングや、ドイツの2部チームへの移籍という事で反対意見が多いようですが、個人的には良い移籍なのではないかと思っています。

それはまず監督自身による熱望である事。槙野や今の香川、昨シーズンまでの岡崎や細貝の使われ方を見ると、監督がやりたいサッカーに収まる事がどれだけ大事なのかは言うまでもありません。しかも1860ミュンヘンはFWが壊滅状態。誰か1人でも1トップの大黒柱がいると2列目送りにされてしまうでしょうが、今のチーム状況ならいきなりアジア人の華奢なFWが移籍しても1トップで出場できる見込みは高いでしょう。

W杯後まで待ったほうが良いオファーが来る確率はゼロではありませんが、出場の可能性的にここまで好条件な移籍が来るとも限りませんし、決して若くない年齢を考えたら勝負したほうが良いと思います。サッカー選手はW杯だけが全てではありませんしね。是非頭角を現して柿谷を追い抜いてもらいたいですな。

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