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「マンUはラッキー、シャルケも別の意味でラッキー」UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント抽選会

Twitterで時折つぶやいてましたが、先週の木曜から旅行に出ていたので週末は全く更新できませんでした。昨日も時差ボケ解消のために早寝をしたのでサッカーを見られず。なので、昨日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント抽選会についての話題を。

まず具体的な対戦の前に感じたことは、セリエAから決勝トーナメントに進出できたのはミランのみ、それもホームの最終戦でアヤックスを相手に恥も外聞も無く守り倒し、バルサに勝ち点4の差を付けられてのヒヤヒヤ2位通過という有り様。ベストコンディションでのクォリティはそこそこ高くても、選手層がプレミアの金満チームに比べて圧倒的に薄く、リーグとCLの両立が出来ていませんよね。本田が移籍した事で注目されるミランではありますが、今や「かつての」ビッグクラブ扱いになりつつあるのは寂しいですね。ま、インテルはリーグですら維持できてないわけですが・・・(苦笑)

さて組み合わせのほうに話題を移しますと・・・

  • マンチェスター・シティ(イングランド) バルセロナ(スペイン)
  • レバークーゼン(ドイツ) パリSG(フランス)
  • アーセナル(イングランド) バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
  • ACミラン(イタリア) アトレティコ・マドリード(スペイン)
  • ゼニト(ロシア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
  • オリンピアコス(ギリシャ) マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
  • ガラタサライ(トルコ) チェルシー(イングランド)
  • シャルケ(ドイツ) レアル・マドリー(スペイン)

日本人的に気になるのはやっぱりマンUとシャルケ、ミランの相手ですが、マンUはオリンピアコスという申し分ないくじ運を発揮しました。ぶっちゃけ、グループリーグのシャフタール・ドネツクやレアル・ソシエダよりも弱いのではないかと。ただ、最近のマンUはオールド・トラフォードでのやらかし具合が半端無いので、第1戦のアウェイでドローで折り返したなどと喜んでいると危ないかもしれませんよ。

シャルケはレアルというビッグネームとの対戦。シャルケは怪我人てんこ盛りでどのみちCLを勝ち上がれる戦力ではないので、正直なところ早めに敗退してリーグ戦に集中したほうが得策ですから、華々しく散るには最適な相手になったと言えます(笑)。内田はバロンドール本命・クリロナとのマッチアップになるので、是非とも万全な状態で出場して欲しいですよね。

ミランは現在10位に低迷しているリーグに集中して欲しいところですが、UEFAランクが下がるとCLのイタリア枠がさらに減るので悩ましいところ。アトレティコは弱いグループだったとは言え得点力は相当なもので、かなりの難敵だと思います。

前回覇者のバイエルンは、昨年に引き続きアーセナルとの対戦。バイエルンはグアルディオラ監督を迎えてさらに強さが盤石になっているので、アーセナルはかなり厳しいでしょう。ただしホームでのアーセナルは爆発力があるので、何とか第1戦である程度リードを作ってからアウェイで耐え忍んでカウンターという形に持って行きたいところです。

あとはやっぱりシティとバルサの攻撃力対決。バルサ有利と見られていますが、CLでは消化試合とはいえバイエルンを破り、アーセナルには6点を叩きこむなど現在絶好調。年明けにメッシが復帰するそうですが、メッシの調子が戻らなくてネイマールとの起用法にしくじるとひょっとするような気がします。

 

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