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「オランダ戦のようには行かないかも」欧州遠征ベルギー戦展望

昨日はとあるイベントに1日中参加していたので夜はフラフラ、試合を見ようとしたけどあっという間に寝落ちしたので、今日は1日早いですがベルギー戦の展望を書いてみます。

オランダ戦は、特に後半はほぼ日本が圧倒してオランダに冷や汗をかかせる良い内容に終わったわけですが、ベルギー戦については正直言って相当厳しい戦いが待っているのではないかと思っています。

1つはまず相手の完全ホームであると言う事。そしてコンディション的に日本が中2日なのに対してベルギーは中4日で来るという点です。言わば、日本のホームでやるキリンカップのアウェイチームになったようなもので、2009年にちょうどそのキリンカップでベルギーとやったわけですが、日本は4-0で勝っているんですよね。つまりその逆になっても全く不思議ではないわけです。

と最初から諦めてしまうのはつまらないので、試合のポイントを考えてみますと、やはり個人の高さと強さを兼ね備えた相手にどう対処するかという部分に尽きるでしょう。リーグで吉田はルカクに良いようにやられていましたし、アザールのうねるようなドリブル、フェライニの高さも脅威なので、日本としては引いて守って守りきれる相手ではないのは確かです。

ベルギーの攻撃はショートパスよりもロングボールを多用して来るので、オランダ戦と同様に出来るだけラインを高く上げて少しでもゴールから遠ざけ、アタック&カバーの連携を徹底させる事でしょう。疲れでラインが下がってしまうと上げるためにまたスタミナを消費する悪循環になるので、ロングボールに競った後のセカンドボールをどこまで拾えるかがカギになりそうです。アザールとデ・ブライネの両ウイングは、両SBの粘り強い対応に期待したいところ。

そしてベルギー攻略のポイントは、1ボランチで来るであろうヴィツェルのサイドのスペース。ベルギーのSBはそんなにスピードが無いし、アザールやデ・ブライネもすごく守備をするわけではないので、バイタルとSBの裏のスペースを香川や本田が上手く使って基点を作り、願わくばオランダ戦2点目のようなゴールを決めて、最後は柿谷の一発カウンターで決めたいですが、まあそんなに上手くは行きませんわな(笑)。

日本のメンバーはおそらく遠藤と香川、川島が先発復帰して旧来のベストメンバーになるでしょうが、オランダ戦で好プレイをした山口の出番にも期待したいです。1トップはベルギーのラインが高いので先発は柿谷かもしれませんが、ザックが序列に悩むような結果を出して欲しいですね。

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