旧閑ガゼッタ

「ブッフォンさまさまのイタリア」ブラジルW杯欧州予選グループB イタリア-ブルガリア

ブラジルW杯欧州予選グループBの1位と2位の直接対決という注目の試合は、ホームのイタリアが1-0で辛勝し、勝ち点を17に伸ばしてグループ首位をガッチリとキープ。逆にブルガリアは、チェコとアルメニア、デンマークの3カ国に勝ち点1差に迫られ、プレーオフ争いは一気に混沌とした状況になった。
5月の親善試合で日本が0-2と敗れたブルガリアはやはり訓練された良いチームで、この試合でもイタリアを最後の最後まで苦しめた。もし本大会に出て来て日本と対戦したら、相当やっかいなチームなのは確実である。
フォーメーションは4-1-4-1で、前線とセンターの2人が交互にピルロに対してマークを付けると同時に、SHがイタリアSBにもきっちり付いて行って時には6-3-1のような極端な守備陣形になりながらも、個人個人のキープ力とドリブルで劣勢の中をゴリゴリとボールを運んで行ける能力を有しており、ブッフォンのスーパーセーブにことごとく阻まれはしたが、サイド攻撃やセットプレイから決定的なチャンスを3度は作るなど、ブルガリアが勝っていてもおかしくない内容だった。
イタリアはまあイタリアらしいと言うか、ブルガリアの執拗な守備に少ないチャンスしか作れなかったが、38分にピルロ封じの逆手を上手く取って、カウンターから3センターのインサイドハーフであるデ・ロッシ、チアゴ・モッタと素早いパスでつなぐと、カンドレーヴァが一度ドリブルのスピードをゆるめてブルガリアCBの足を止め、その間隙を縫ってジラルディーノが頭で決める技ありのゴールで先制点を決めたのは、さすがの試合巧者ぶりであった。
バロテッリやモントリーヴォ、オスバルドといった選手を出場停止で欠く中で、サブのジラルディーノが得点を決めて勝てた事はイタリアにとって大きいね。残り3試合で2位とは勝ち点7の差だけど、ブルガリアがマルタとの試合を残しているので、あと勝ち点3、つまり1勝はしないといけない。まあブッフォンが無事なうちは大丈夫だとは思うけどね(笑)。