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ツール・ド・フランス2013 第8ステージ

土曜日はJ1が中断から明けて始まりましたが、私は今大会初の山岳頂上ゴール、アクストロワドメーヌへの第8ステージのほうを優先。
通常は、大きなステージレースの最初の山岳だと、エース同士は牽制しあってゴール前のスプリントで若干の差がつく、ぐらいの展開が多いのですが、いきなりエース同士にここまで大差がついてしまうとは思いませんでした。
それも、ステージを勝ったフルームがものすごく強かったと言うよりは、いや確かに強くはあったのですが、2位が決して山岳スペシャリストじゃないチームメイトのリッチー・ポルト、3位はどちらかと言うとパンチャーのバルベルデが入り、コンタドールは何と1分45秒差、アンディ・シュレックとエヴァンスに至っては4分近い大差がついてしまいました。
コンタドールについては、ツールの前哨戦であるクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでもタイムトライアルで大きなタイムロスをし、彼らしくないなと思っていたところにツール最初のステージで落車による怪我を食らい、そのダメージが回復していないのかもしれませんが、エヴァンスは特に大きなアクシデントがあったわけでも無かったのにこの遅れは本当に意外です。このステージはかなり暑かったそうなので脱水という事も考えられなくはないですが・・・
とにかく、このままではあっさりフルームの優勝で決まってしまいそうで興ざめですよね。今日の第9ステージは、下りゴールではありますが1級山岳が4つも待ち受けているコースで、調子の悪い選手はどんどんとふるい落とされていくでしょう。もし遅れを取った彼らが1日だけの体調不良で無ければ、さらに優勝争いがつまらない事になってしまうので、何とか頑張って欲しいですね。

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