旧閑ガゼッタ

「香川先発フル出場で、20回目の優勝を飾る」イングランド・プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド-アストン・ヴィラ

週末の試合で2位のシティが敗れていたために、今節ホームでの試合に勝利すれば優勝が決定する条件になっていたマンチェスター・ユナイテッドだったが、プレッシャーを感じる瞬間が無いままに3-0で楽勝、最多記録を更新する通算20度目の優勝を飾った。
試合展開については・・・まあ開始2分でラファエルのクロスをギグスが折り返してファン・ペルシが決めた先制点を皮切りに、ルーニーのロングパスからファン・ペルシ得意のダイレクトボレー、香川の反転からのスルーパスをギグスが股抜きで折り返し、ファン・ペルシのハットトリックをお膳立てと、わずか33分で勝敗が決まってしまったので特に言うこと無し。
後半は全体的に引いてしまって流しモードになったのはいいけど、そこから妙にミスが多くなってアストン・ヴィラに反撃のチャンスを与えてしまうそうになったのは反省点・・・なんだけど、この試合の後はお祭りだからきっと反省はしないだろうけどね。
さて、結果は万々歳というところで終わりとして、内容的に追求したいのは香川がトップ下、ルーニーがCMFというこの布陣を今後もファーガソン監督が継続するつもりなのはどうかと言うところ。ルーニーが本来自分がプレイしたいトップ下で起用されず、しかも疲れが見えていたにせよ72分にウェルベックと交代したことで、リーグ優勝が決まって暇になったイギリスのマスコミが、またぞろ移籍を騒ぎ立てる事になるのは間違いない。
ただファーガソン監督の事だから、チチャリートの気持ちなど無視して(笑)きっとまたオフシーズンにはCMFじゃなくてレヴァンドフスキやファルカオを取りに行くだろうし、前線の選手のだぶつきやファン・ペルシとの相性、CMFの層の薄さを考えると、おそらく来期はこの選手起用が最善策なんだろうな、と思う。
ルーニーは前節から引き続いてのCMF起用だったが、前回よりはかなりフィットして来ており、香川にスパスパボールを当ててくるキャリックに比べると、まだシンプルに縦パスを入れてくるような判断やコンビネーションは出来ていないものの、ファン・ペルシへのアシストとなったロングパスに見られるように展開力はスコールズに匹敵するものを持っており、ショート圏のキャリックとミドル圏のルーニーで補完し合えば、攻撃力の厚みは相当増してくるのではないかと思う。もちろん、まずはルーニー本人がそれを納得するかどうかが第一ではあるのだが・・・
香川については、さすがにこの試合はトップ下起用という事でアストン・ヴィラのマークを受け続け、特に後半は全体が引いたので香川のところに当てて来るボールを狙われていたし、後半の絶好期にシュートを外してしまったのもあって前節のような大活躍とまでは行かなかったが、リンクマンとして確実にパスをつなげたりスルーパスを決めたりで、前半のゴールラッシュのリズムを作っていた。次のアウェイでのアーセナル戦でどこまでトップ下でやれるのか是非見たいね。とにかく今日は最後までピッチに立てて本当に良かった。そして連続リーグ戦3連覇おめでとう!