旧閑ガゼッタ

フレッシュ・ワロンヌ2013

昨日は夜に飲みの機会があったので、サッカーを見るのはやめて自転車レースのフレッシュ・ワロンヌを生で見てました。
酒が多く入ると、どうしてもサッカーを見る集中力が落ちて印象が散漫になりますし、その点自転車はのんべんだらりと見るのがちょうど良いし、録画で見るとサッカー以上に面白さがスポイルされるスポーツなので、ちょうど良かったです。
フレッシュ・ワロンヌは、悪路石畳の春のクラシックと、ツール・ド・フランスに代表される夏のステージレースの中間に位置するアルデンヌ・クラシックと呼ばれるシリーズの1つで、春のクラシックではお呼びでなかったステージレーサーが、夏の本番に向けて準備をするレースでもあり、コースも鋭く短い上りの舗装路が何度もやって来るタイプになっていて、そこでの選手の調子を見るとステージレースの行方を占うことが出来るという、計算された楽しみ方が考えられているんですよね。
で、今回の結果はどうだったかと言うと、本命と目された選手は軒並み全滅してしまいました。レース自体が序盤から強い選手が逃げに入っていたので、メイン集団があまり差を広げられるわけには行かず、有力チームが最後にアシストを余らせることが出来なかったのと、最大勾配26%という名物「ユイの壁」での最終決戦で飛び出したコロンビア人、ベタンクールのスパートが強力で、パンチャーと呼ばれるパワーで登るタイプの選手にとっては距離が長過ぎるスパートを強いられたという理由ですね。
優勝したのは、クライマーのダニエル・モレーノ。チームではエースであるホアキン・ロドリゲスのアシストとして働いていた選手で、そのホアキン・ロドリゲスが不調だったためにダブルエースとして飛び出し、ホアキンをマークしていたライバルが気を取られている隙の見事な電光石火でした。
もし、今年の自転車レース界がドーピングから本格的におさらば出来たとすると、長いステージレースで良い調子を保ち続ける選手は少なくなるでしょうし、伏兵が活躍したり、エースがいきなり失速したりという場面は増えてくるでしょうね。そういう波乱の展開を予測させるような昨日のレースでした。
あ、昨日ツイートしてたくさんリツイートがあったので、ユイの壁の勾配が実感できるストリートビューのアドレスを張っておきますので、一度お楽しみください(笑)。