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パリ-ルーベ2013

久々に自転車の話題を書きます。
2~3年前までは、このブログでも結構頻繁に自転車レースの話題を書いていたりしたのですが、ここ1年ほどはガックリと頻度が落ちてしまいました。
まず、サッカーの欧州組が増えて、シーズン中は週末に行われることが多い&レース中継の時間がサッカーとモロかぶり、そしてJSPORTSでサッカーの放送枠が増えて自転車の再放送枠が減った事が非常に大きいです。
また小さい事ですが、今は110度CS放送で録画しているので、番組表が地上波とBSと混在する形になり、ジャンルで検索しないと遅くてとても使い物にならず、しかも私の東芝BDRは自転車でジャンル分けしてくれないので、一気に面倒くささが上がってしまいました。
あとはね~、やっぱり何時まで経っても終わらないドーピング問題。それがかつては当たり前だった時代があったとは言え、ランス・アームストロングを筆頭にしてフランク・シュレク、コンタドール、バルベルデらの名だたるスター、そして灰色決着で犠牲者扱いされる面もあったラスムッセンも結局ドーピングを告白と、選手とチーム、そしてUCIがグルになった護送船団ドーピング体制が明らかになり、しかもUCIは未だに反省の色が見えない状況では白々しい気分になるのも仕方ありません。
ただ、最近やたらと選手からドーピングの告白が上がっている背景には、ドーピングの検査方法で過去のサンプルを保管しておいて遺伝子レベルで比較するという、過去に渡って飛躍的に検出精度が上がった方法が開発され、言い逃れが出来なくなりつつあるという側面があり、とりあえず今のところは追っかける側が優勢なので、UCIが相変わらずなのが不安ですがクリーンな方向に向かっているのは確かでしょう。
と言う訳で、先週はサッカーをお休みしてパリ-ルーベを見ました。その前のツール・ド・フランドルについては、名物激坂のカペルミュールがコースから排除され、味気ない周回コースになってしまったのでパス。
注目の天気は、春先の北フランスに有るまじき晴天(笑)。いや、スカパーで自転車レース中継が始まってから、いつかは雨のパリ-ルーベを見たいと思っているのですが、今のところ一度も雨レースになってないのが残念です。選手は大変でしょうが、あのパヴェがどんな風になるのか見てみたいんですけどね~。
レースのほうは意外と後のほうまで集団状態で推移し、第6セクターでようやく大本命カンチェラーラが集団を分断、途中で逃げ選手が観客に巻き込まれる事故があってゴール地点ではカンチェラーラとファンマルケの2人でのスプリントになりましたが、カンチェラーラが何とか差し切ってフランドルと連勝を飾りました。
ボーネンらの強力なライバルたちが故障で不出場だったとは言え、これでパリ-ルーベ最多に並ぶ3勝目、しかもクラシックの王様と女王のアベック制覇を2度も達成するのは並大抵のことではありませんね。
やっぱ何だかんだで自転車レースは見てて楽しいですね。次、生でガッツリ見られるのはツール・ド・フランスまで無いかもしれませんが・・・せめて再放送枠を増やして欲しいなあ。

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